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なんぞや遺伝的アルゴリズム~人工知能に触れてみよう~: Home

遺伝的アルゴリズム(GA)って何?最近よく耳にする人工知能(AI)に触れてみましょう!

このガイドについて

工学府機械工学専攻の図書館TA(Cuter)が遺伝的アルゴリズム(GA)についての紹介・説明をします。

工学部・工学府生のみなさん、人工知能(AI)に興味を持っているみなさん、これから勉強を始めたいみなさん、足がかりとしてぜひ読んでみてください!

図書館の本

はじめに

今回紹介するのは、人工知能(AI: Artificial Intelligence)の1つ、遺伝的アルゴリズム(GA: Genetic Algorithm)です。

そもそもAIって何?
何だかとっても複雑で難しそうな感じがしますよね。分かりやすく「機械に人と同じような知能を持たせること」としましょう。


なぜAIが必要なの?
理由の1つとして、私たちの生活が便利になるからです。

一体どう便利になるの?
最近、自動運転の車が話題になっています。実はAIが利用されているんです。AIは機械の自動化に必要な技術なんですね!例えば、私たちと同じような知能を持つロボットが家庭にいれば、もっと生活が便利になるとは思いませんか?頼まずとも勝手に家事をやってくれるかもしれませんよ。

     


実際にはどんな種類のAIがあるの?
大きく分けるとすれば、従来のAIと計算知能(CI: Computational Intelligence)の2種類になります。

  • 従来のAI
    古きよきAI(GOFAI: Good Old Fashioned Artificial Intelligence)などと呼ばれるものがこれにあたります。例えばエキスパートシステムというものがあり、専門家の知識をたくさん用意しておき、それに基づいてコンピュータが結論を出してくれるというものです。従来のAIには、大量のデータが必要であったり、発展しても計算が高度・複雑になるといった問題があります。

  • CI
    人と同じようにたくさんの経験から学習して成長していきます。それに伴い問題を解決する力を得ていくため、人と同じような知能を持つことが可能になるかもしれないと期待されています。例えば、ファジィ制御、ニューラルネットワーク、進化的計算というものがあり、このガイドで紹介するGAは進化的計算の1つです


以上、AIについて簡単に説明しました。GAには比較的短時間で解を得ることができ、何らかの問題に特化しているわけではなく幅広い問題に対応できるという利点があります。次のページから、GAの概要、どのようなところで用いられているか、またその原理などを簡潔に紹介します。これを機に、みなさんがGA、果てはAIに興味を持ってもらえれば何よりです!

作成者

Profile Photo
有馬 浩貴
連絡先:
本ガイドは図書館学習サポーターとして勤務した際に作成したものです。

勤務期間 :2013年4月~2015年3月
当時の身分:大学院生(修士課程)
当時の所属:九州大学大学院工学府機械工学専攻
分野: A12_工学府

作成者

Profile Photo
倉八 誉史輝
連絡先:
本ガイドは図書館学習サポーター/図書館TA(Cuter)として勤務した際に作成したものです。

勤務期間 :2015年4月~2017年3月
当時の身分:大学院生(修士課程)
当時の所属:九州大学大学院工学府機械工学専攻
分野: A12_工学府