Cute.Guides: 読まなきゃ損！Cuter有馬のイチオシ本: 特集アガサクリスティ

アガサクリスティ

そして誰もいなくなった by アガサクリスティ

とある孤島に、お互いの面識もない職業や年齢も違う十人の男女が招かれた。しかし、招待した人間は島には存在せず、また迎えの船も来なくなってしまい、島に閉じ込められてしまう。不安に包まれた夕食のさなか、彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声が聞こえだす。そしてこれをきっかけに、一人、また一人と殺されていく・・・

あまり本を読んでない人も名前ぐらいは聞いたことがあるんじゃなかろうかという作品．今でもよく見るトリックを，何十年も前に考えたのはすごいの一言．現代の感覚でもまったく古く感じない、設定の緻密さと人物の背景作りが素晴らしい作品です。
ただ冒頭にはクリスティのお孫さんによるネタバレがあるのでご注意を！

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オリエント急行の殺人 by アガサクリスティ

豪華な寝台特急列車オリエント急行.積雪により人里離れた場所で立ち往生した状況で殺人事件が発生した．殺されたのは犯罪を犯した過去がある金持ちの男、容疑者は乗り合わせた多種多様な訳ありの乗客達．
はたして犯人はだれなのか？

「アクロイド殺し」といい「そして誰もいなくなった」といい本当に何十年も前に書かれた本なの？と思わずにいられない結末でした。またラストの裁き方は、自分が読んだ本では珍しいもので、読み終わった後も考えさせられた作品です。

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アクロイド殺し by アガサクリスティ

噂話が唯一の娯楽なとある田舎で、村一番の名士アクロイドが殺された。
殺人の動機があった甥が事件後から行方をくらませていたため、警察は甥を容疑者として手配し、事件は解決に向かうものと思われた。だが、村に越してきた変人が名探偵ポアロと判明。彼が調査に乗り出すと、事件は意外な展開を見せ始める

アガサクリスティの出世作であり、出版されたとたん社会的な大論争が巻き起こったという逸話が残る本です。この本だけは予備知識なしで読んでもらいたいのであまり詳細は書きませんが、一つ注意点挙げると、この本をネットで検索すると他のミステリ本以上にネタバレが目に付きやすいので気をつけてください。

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検察側の証人 by アガサクリスティ
ISBN: 9784151300677

弁護士であるロバーツ卿は、ある未亡人の殺害容疑をかけられていた青年の弁護を依頼される。卿は、弁護側の証人として彼の妻に協力を頼もうとするも、明らかに彼に敵意をもつ妻の姿を見て諦める。幸い決定的な証拠がないことから、卿の手腕により裁判は無罪の流れになった。しかし検察側の証人として、彼の妻が現れ彼にとって不利な証言を始めたとたん、一転有罪の流れに変わってしまう。そんな中卿は彼の妻が嘘をついていることに気づく。

多分こうなるんだろう、とのんきに思ってたらラストで二転三転してやっぱり自分はまだまだだと反省させられた作品。
本を読む時間がない人にはこの小説をもとにした映画「情婦」があります。こちらも原作同様面白いので見てみるといいかも。

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