九大図書館にあるおすすめ本紹介します！（2016年）: 第6回悩んだときの道しるべ

料理以外に、相槌にも「さしすせそ」があることを初めて知りました。相手別の雑談のチョイスなどもあり、おもしろいです。
仕事をしていく上で雑談はメモをしておくことも重要と。我々医療従事者でもカルテに、患者さんとお話したことを少し記録して、次の来院でコメントすると、患者さんが喜んでくれたりするのも、雑談力の一つなんだろうなと納得でした。

問題が起こったときに、解決するために重要なことは何か…それは解くべき「真の問題＝論点」を的確にとらえること。
この本ではいくつかの事例を例に、論点をとらえ問題を解決する方法を紹介しています。日常で起こる問題も論点設定が重要だと気付く1冊です！

成熟した日本社会の中で遊んでいる大人は、少ない。だから際立つ。そうだ、遊びに行こう。
平日は仕事に追われ、週末は疲労回復に努めいている、都会で忙しく働く大人に向けた、遊びを提案する一冊。うまく遊ぶことで、仕事もうまくいく。オフタイムの過ごし方の提案がぎっしり詰まっています。もちろん、忙しい大学生にも参考となる本です。

あなたの「すぐやらない」原因はやる気や性格のでしょうか？いいえ、それは「脳のしくみ」によるものです。本書では脳の「すぐやる」スイッチをオンにする方法を紹介！これであなたも今日からすぐやる人に。
行動力を高めて、あなたの人生の限られた時間をもっと充実させませんか。

野口英世、病理学者のルドルフ・ウィルヒョウなど、計18人の医学・生物学者の伝記がまとめられた本です。偉大な業績を残した人たちは、どんな壁にぶつかり、どのように乗り越えたのか、そしてどんな人生を過ごしたのか－。過去の偉人たちの生き方からヒントが見えてくるかもしれません。

情報が溢れるほど存在するこの現代社会、適切な「決断」をすることが非常に難しくなっています。
この本は「勝ちにつながる決断をする極意」について、天才棋士の羽生さんが解説しています。
「自分で決断ができない」「自分の決断が正しいのか不安」という気持ちを抱えた方は、ぜひご一読を！

“人生は、あなただけに与えられた応用問題。”
自分固有の応用問題を解く前に、まずは“法則”を理解しないと進まない。
戦国武将から心理学者、プロ選手など幅広い職種の有名人の名言から、自分の仕事と向き合うためのシゴト論を探ります。

シスターによる著書ですが、語り口が柔らかく、お説教のようには感じない、体験談を交えた本です。日々、自分の思うようにいかないことや、こんなはずじゃなかったと思うことや、周囲の環境に悩むことなどあるときには、改めて、「ですよね。」とすっと思わせてくれる本です。

目次にある相談内容だけでも面白く、これにどう答えてくれてるのか、読みたくなる本です。
どんなふざけた内容も、最初はまじめに、肯定するスタンスから、妄想をふくらませた解決方法を繰り広げたかと思うと、それを自分で否定しちゃうなんていう作者のキャラクター全開です。相談１１なんて、結構まじめな結論なのではって思ってしまいました。

なんとなく落ち込んだとき、うまくいかないことが続くそんな「ブルーデイ」にはこの本を開いてみてください。動物の写真と短い文章なので力を抜いて楽しめる本です。
私のお気に入りの言葉はTry seeing things from a different perspective. (物事を別の角度から眺めてみよう。) です。

悩んだときや挫折したとき、自分を変えるいい機会だ！と奮起して、何か新しいことを始めてみたくなります。例えば朝活とか、ジョギングとか、資格勉強とか…
でも、ぽっと始めたものは三日坊主で終わることも多いでしょう。
この本は、そんなぽっと始めたものでも、毎日の“はみがき”のような「習慣」になるまでの手順を、丁寧に教えてくれます。
僕はこの本を読んで、早起きとジョギングを習慣にできました。

悩みごとは、身の回りをすっきりさせると、案外単純なものだったと気付かされることもあります。
最近耳にする「ミニマリスト」である著者の代表作である本書は、自分がより自由になるために、なにが【余計・不必要】かを教えてくれています。
全部鵜呑みにするのもアレですが、頭の中や身の回りのモノをすっきりすることで、自分の中に新しい見方や気持ちの余裕が生まれ、悩みを解決する道しるべが見えてくるかもしれません。

演出家による、あなたの魅力を演出する沢山のヒントがあふれる一冊。自分を押し殺して、目標に近づくのではなく、あなたが持っている感情、声、体、言葉をより魅力的に引き出す方法が演出家らしく書かれています。この本を読めば、あなたの内なる魅力が自然と演出されてしまうはずです。

タイトルの12ヶ月とは、「出会いを楽しむ月」「新しい自分が始まる月」といった12のテーマを指します。
スピリチュアルなんて眉唾ものですが、書いてあることはとてもシンプル。「確かにそうだよな」と納得してしまいます。
自分のオーラや恋愛体質を診断するページは、友達と一緒にやるともっと楽しい！

乱読家（で気象予報士）で有名な著者の読書・本への想い、読書遍歴が書かれています。
「役に立たない」と思う本でも読めば面白かったり、1年後、10年後にふと思い出し役に立ったり、ということがあります。人の生き方は読んできた本で決まる、まさにその通りだなと納得しました。
同じジャンルの本ばかり読むのはもったいない、今度はいつもと違う本を読んでみようと思えます。

財布とは自分の元に訪れたお金を迎え入れるためのホテルである。…財布についてこんな風に考えたことはありますか？お金はどうですか？単なるモノですか？
稼ぐ人は財布をはじめ、お金の周辺に気を向けています（≠執着する）。その一つが、お札にとって良い形にできている長財布を使うことなのです。
税理士である著者が、稼ぐ経営者やビジネスパーソンに実際に聞いた話をもとに、実践し効果を上げた選りすぐりの、稼ぐ人の財布やお金の使い方・秘密が詰まった本です。

何とも冒険心をくすぐるタイトル。各章タイトルも「〇〇の章」とぶれません。内容も語り口調でさっと読めます。
これからを生きる人たち、また子どもを育てる親たちへも贈る、人生を“英雄”として生きるための攻略本。失敗や孤独が意味のあることだと、脳科学をもとに証明。人生は自分で切り開けるのだと前向きに考えられます。
In bocca al lupo！

とにかく手にとって読んでみてください。
話はそれからです。

上の『人生はワンチャンス！』のニャンver.
こちらもとにかく読んでみてください。