どうやって検査されてるの？: 参考文献

生化学系の検査のことであればこの一冊で十分学ぶことができます！
酵素的反応の原理などは私もこの本で何度も復習しました．

血液検査に必要な情報が整理されています．
教科書的な文献です．

こちらも教科書的な本ですが，先に挙げたものより色が多く，見やすい作りになっています．
また，さまざまな血液疾患関連検査の結果の評価・解釈法が記されており，興味をそそられる作りになっています．

オールカラーです．
検査の所見毎に大事なルールが設定されており，それに基づいて各症例を学んでいく形式になっています．
図も多く，コラム的なコーナーも充実しているので力まずに読み進めることができそうです．
ブックレビューの評価も上々な一冊です！

何と言っても巻頭のカラー標本が充実しています．
少々古い本なので，細胞の呼び方が多少違ったりしますが，沈渣を見る時に横に置いておきたい一冊です．

その名の通り，輸血検査に必要な情報がふんだんに盛り込まれた一冊です．
ただ，あまりにも詳しすぎて学生のみなさんには？？？な内容かもしれません．
実際に仕事をしている人向けだと思います．

生理分野に関してはガイドに載せなかったのですが，敢えてここに挙げます．
この本は心電図について電気生理学的な観点から教えてくれます，
数ある心電図の本が疾患に代表的な波形を挙げているのに対し，この本は「なぜ，この波形になるのか？」を教えてくれます．
心電図を根本から理解したいと考えている人にお勧めです。

技師会によって標準化された内容が網羅されています．
特に2010年版からは，赤血球形態についての解説も充実しています．

この本は以前の職場で輸血の検査に携わった時に必ず参考にする本でした．
手技に関しての説明がわかりやすく，内容も詳しく，とても参考になる本でした．
どちらかと言うと実際に仕事をしている人向けですので，みなさんが病院で働く機会があれば輸血検査の部門において必ず目にする本だろうと思います．

実際に出庫された製剤がどのように輸血されているかを知ることができる本です．
どのように使用されているのかをイメージできると，病棟からの問い合わせにも対応しやすくなります．