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読めばもっと面白くなる!? 九大で読める漫画関連書籍: その他

九大で読める漫画関連書籍についてのブックレビューです。一部他の図書館のものもあります。

「弱虫ペダル」が好きな方には

http://books.google.com/books/content?id=TqggNwAACAAJ&printsec=frontcover&img=1&zoom=1

「今中大介のロードバイクバイブル」

今中大介 ロコモーションパブリッシング

 

日本人として初めてツール・ド・フランスに出場した著者のエッセイです。

著者の自転車人生の振り返りからロードバイクに乗るときのコツまで、ロードバイクを始めようという方にとって痒いところに手が届くほどありがたい本です。

弱虫ペダルの白熱した接戦よりもすごい世界が繰り広げられています。


http://www.vap.co.jp/nasu/img/bg_l2.jpg

「茄子・アンダルシアの夏」

黒田硫黄原作 高坂希太郎監督 マッドハウス (映画HPに飛びます)

 

スペインの自転車ロードレースを舞台とし、主人公ペペがリストラの危機にあったり兄貴に彼女を取られたりと苦難の中でも、淡々とチームの勝利に貢献するためロードレースを走る姿が描かれています。

ラストの緊張したゴールシーンが一番の見所です。

次回作「茄子・スーツケースの渡り鳥」は舞台が日本なので、そちらの方が親しみやすいかもしれません。

監督がジブリ所属であったためか、作品の雰囲気もどことなくジブリっぽさが感じられます。

大泉洋が主役を演じているので、NACSや「水曜どうでしょう」が好きな方にもお勧めです。

「らんま1/2」が好きな方には

http://books.google.com/books/content?id=ckjPPAAACAAJ&printsec=frontcover&img=1&zoom=1

「太極拳レッスン: 初心者向けの14の型で身体の中から美しくなる

地曳寛子 家の光協会

 

初心者向けに太極拳を解説した一冊です。

基本的な14の型を分かりやすくイラストを交えて解説をしており、太極拳をやったことない人でもすぐにマスターできるようになっています。

らんまのように無差別格闘早乙女流を習得するには並々ならぬ努力が必要となりますが、千里の道も一歩から、この本で中国武術の基礎を学ぶのもありではないでしょうか。

「夢の雫、黄金の鳥籠」が好きな方は

http://books.google.com/books/content?id=Ry3VPAAACAAJ&printsec=frontcover&img=1&zoom=1

「シナン」

夢枕獏 中央公論新社

 

オスマン帝国時代に燦然と花開いた天才建築家シナンの物語です。

シナンは隆盛を誇ったスレイマン1世に仕え、スレイマニエ・モスクなどの美しいモスクを数多く建設しています。

少年期にイェニチェリになった後、神と美を追求し建築に心血を注いだ姿が淡々と描かれています。

「夢の雫、黄金の鳥籠」ではシナンはスレイマン1世の遠征中の土木担当として少し登場しています。

 

「Fate/stay night」が好きな方には

http://books.google.com/books/content?id=IsFtAAAACAAJ&printsec=frontcover&img=1&zoom=1

「ギルガメシュ叙事詩」

矢島文夫訳 筑摩書房

 

劇中最強サーヴァント(作中召喚される使い魔)であるギルガメッシュのもととなった物語です。

4000年以上も前に編まれたこの物語では、暴君であったギルガメシュが野生人のエンキドゥと親しくなり旅をします。

傲慢なところが元の物語とFateの世界のギルガメッシュの共通点だと思いますよ。

作中、神聖娼婦と呼ばれる春をひさぐ女性が出てきますので、こんな昔からこういう商売があったことに驚きました。

BL漫画が好きな方には

http://bks1.books.google.com/books?id=cIJiPgAACAAJ&printsec=frontcover&img=1&zoom=5

「密やかな教育:やおい・ボーイズラブ前史」

石田美紀 洛北出版

 

最近友人にコミケ(日本最大の同人誌即売会)のカタログを見せてもらったら、ほぼ半分はBL(ボーイズラブ)同人誌かそれに類するものでした。

この本では、ベルばらから現在のBLブームに至るまでのボーイズラブの歴史を大御所萩尾望斗氏などの証言をもとに振り返っています。

ちなみにBLとは、男性同性愛を描いた女性向けの作品のことです。

 三島由紀夫やヘルマン・ヘッセ、稲垣足穂の存在やウーマンリブ運動が黎明期の少女漫画家たちに影響を与え、ボーイズラブを文化として昇華させていく様子が詳細に描かれていて、ある意味目立たない部分の漫画の歴史をまとめているなと感じました。

「ターンエーガンダム」が好きな方には

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/41D0BAKSC5L.jpg

「ターンエーの癒し」 

富野由悠季 角川春樹事務所 (図書館検索カーリルHPに飛びます) 福岡市図書館所蔵

 

ガンダムシリーズの生みの親である著者の、「ターンエーガンダム」の企画段階から最終回までの記録です。

ガンダムというしがらみにがんじがらめになって精神的にも追い詰められていた所で、「ターンエーガンダム」という牧歌的でありつつも”生”というものを生々しく感じる作品を作ることで癒されていく様子が書かれています。

「ターンエーガンダム」自体かなり異質な作品で、ガンダムのバトルシーンよりは人々の営みを重点的に描いており、世界名作劇場みたいでいやだというガンダムオタクの方もいらっしゃいますが、ガンダムを見たことない人の入口にはちょうどいいと思います。

直接リンクを張ることができませんでしたが、福岡市図書館にありますので取り寄せてみてはいかがでしょうか。

「進撃の巨人」が好きな方には

http://books.google.com/books/content?id=F-LDrQEACAAJ&printsec=frontcover&img=1&zoom=1

「進撃の巨人と解剖学:その筋肉はいかに描かれたか

布施英利 講談社ブルーバックス

 

「進撃の巨人」に出てくる巨人の中には筋肉があらわとなった者もいます。

作中で描写される筋肉がいったいどういったものなのか、筋肉の描き方は正しいのか美術解剖学の観点から解説しています。

 多少漫画的表現としての誇張はあるものの、巨人の筋肉はかなり正確に描かれていて諌山先生の技量を垣間見た気がします。

漫画の画像も多々掲載されているので、非常に分かりやすいです。