大学生のための英語学習ブックリスト: リーディング

高レベルの英語を読むことができる参考書です。単語などの情報もたくさん掲載されているので、時間はかかるかもしれませんが、勉強になるでしょう。
おすすめ度：★★★
むずかしさ：★★★★

英文の読み方が、文法項目にそった形で説明されているので、勉強しやすいです。
おすすめ度：★★★
むずかしさ：★★

ジョージ・オーウェル『動物農場』の原書です。『動物農場』は分かりやすい英文で書かれているので、英語学習にぴったり。私は大学入学前に原書で読みました。
おすすめ度：★★★★★
むずかしさ：★★

ポール・オースターの『ニューヨーク三部作』です。主人公が探偵として（ふるまって）、最終的に自己のアイデンティティを失うまでが描かれています。英文も簡単で読みやすいので、とてもおすすめです。
おすすめ度：★★★★★
むずかしさ：★★★

金原ひとみ『蛇にピアス』の英訳版です。シンプルな英語に翻訳されているので、読みやすいです。谷崎潤一郎「刺青」が想起されます。
おすすめ度：★★★★★
むずかしさ：★★

イギリスの小説家カズオ・イシグロの代表作です。同じイシグロのThe Remains of the Dayよりも平易な英語が使われている印象があり、読みやすいのではないでしょうか。主人公がヘイルシャムと呼ばれる寄宿学校での生活を思い出すというような物語ですが、クローンの問題や、オリジナル／コピーといった哲学的な問題も扱われています。
おすすめ度：★★★★★
むずかしさ：★★★★★

オックスフォード大学から出版されている"Very short introduction"シリーズの一冊です。このシリーズの一部は、岩波書店の〈1冊でわかる〉シリーズなどに翻訳版があります。英語で入門書を読めば、各学問分野の勉強にもなりますし、英語の勉強にもなります。英語で分からない箇所があれば、翻訳版を参照すればよいでしょう。
ここで挙げたジョナサン・カラー（Jonathan Culler）の『文学理論』（Literary Theory）は、文学理論の入門書としてよく読まれている本です。脱構築やカルチュラル・スタディーズに興味のある人におすすめです。ジョナサン・カラーの研究書としては、他に『文学と文学理論』（折島正司訳、岩波書店、2011年9月）が言語行為論やポール・ド・マンのディコンストラクティヴ・リーディングの入門として良い内容です。
おすすめ度：★★★★★
むずかしさ：★★★★