Cute.Guides: Cuter本棚～九大図書館で読めるオススメの一冊～: 選挙特集：アナタの未来に一票を

Cuterとは?

九州大学の各キャンパスの図書館で授業外学習を支援する図書館TAです。

Cuter本棚では、Cuterたちのオススメ図書を展示しています。

各Cuterの詳細は、こちらからどうぞ。

解説つき

18歳からの民主主義 by 岩波新書編集部編
ISBN: 9784004315995
発行年: 2016.4
今回の選挙から、いよいよ18歳選挙権が実現しました。こうした状況を背景に、本書では「選挙とは何か」、「何が政治の論点なのか」についての平明な解説から始まり、最終部では様々な世代や立場の論者が民主主義について縦横無尽に語り尽くします。民主主義の多様さと豊かさを学ぶことの出来る一冊です。
「私」時代のデモクラシー by 宇野重規
ISBN: 9784004312406
発行年: 2010.4
「個人」が尊重され、みんなが一様に「私らしさ」、「自分らしさ」を追い求める個人主義の時代。そうした社会において＜私＞を＜私たち＞へとつないでいくデモクラシー（民主主義）は果たして可能なのか？現代のデモクラシーが陥る危機を正面から論じた手に汗握る一冊です。
いま、「憲法改正」をどう考えるか : 「戦後日本」を「保守」することの意味 by 樋口陽一
ISBN: 9784000222006
発行年: 2013.5
今回の選挙のひとつの争点として（それが明示的に示されるか否かはともかく）「憲法改正」があろうかと思います。この問題について、憲法学研究の第一人者はどのように考えているのでしょうか。筆者の主張をひとつのたたき台として、皆さんもぜひこの機会に「憲法改正」について考えを巡らせてみてください。
はじめて学ぶ政治学 : 古典・名著への誘い by 岡﨑晴輝, 木村俊道
ISBN: 9784623050543
発行年: 2008.3
民主主義はかつては「悪い」ものだと考えられてきた――と聞くと驚く人もいるかもしれません。最近よく耳にする「民主主義」や「立憲主義」というコトバをめぐっては、古代より実に様々な議論が交わされてきました。現実をいったん離れて古典や名著に触れることは、私たちの政治に対するイメージをより豊かなものにしてくれます。
憲法主義 : 条文には書かれていない本質 by 内山奈月, 南野森
ISBN: 9784569819136
発行年: 2014.7
最近何かと話題になることの多い「憲法改正」。ですが、憲法の存在自体は知っていても、法学部にでも入らない限りその中身や立憲主義という思想を深く学ぶ機会はなかなかありません。本書は、憲法学者とアイドルという異色の対談を通じて、憲法エッセンスをわかりやすく、そして楽しく学ぶことが出来ます。
戦後政治史 by 石川真澄, 山口二郎
ISBN: 9784004312819
発行年: 2010.11
「一体どこに投票すればいいのだろう」――こんなお悩みに対しては、過去の歴史を振り返ることが一つのきっかけになるかもしれません。本書は日本の敗戦直後から2009年の民主党による政権交代の時期までの政治の流れを、折々の政治的争点を中心に描き出した一冊です。
政治のことよくわからないまま社会人になってしまった人へ : ひとめでわかる図解入り by 池上彰
ISBN: 9784759310139
発行年: 2008.4
「さすがは池上彰」と感心する一冊。政治、選挙、国会、内閣、憲法、地方自治など広大なテーマが図解を交えて非常に分かりやすく解説されています。また、単に制度の解説に留まることなく、「投票所の様子はどうなっているの」、「国会議員ってどんな仕事をしているの」など興味を惹かれる話題が豊富に詰まっています。
政治を考えたいあなたへの80問 : 朝日新聞3000人世論調査から by 高木文哉 [ほか]
ISBN: 9784022599353
発行年: 2007.12
選挙について、ひいては政治について、他の人たちはどのように考えているのだろうか。政治や政治家をどのようにイメージして、何をそこに期待しているのだろうか。本書は朝日新聞が行った世論調査の結果をもとに、こうした疑問を解き明かしていきます。選挙にあたって、自分たちの考えを整理したり見直したりするために役立つこと間違いなしの一冊です。
日本の政治を変える : これまでとこれから : 徹底討論 by 宮本太郎 , 山口二郎
ISBN: 9784000291576
発行年: 2015.3
長期にわたる景気の低迷や少子高齢化の深刻化をはじめ、私たちの社会には問題が山積しています。なぜ日本の社会はこうなってしまったか、政治は適切に対応できなかったのか、それを本書では「曲がり角を適切に曲がれなかった日本政治」と表現し、分析を加えています。対談形式で読みやすく、日本社会の現状を考える上でお薦めの一冊です。
民主主義のつくり方 by 宇野重規
ISBN: 9784480015839
発行年: 2013.10
“民主主義”は私たちの社会をよくするために本当に役立っているのか？残念ながら、そうした楽観的な考え方はもはや通用しない時代になりつつあります。政治不信がはびこる日本社会で、なお民主主義を支える力とは一体何なのか。本書はそうした問いに対するひとつの答えを提示してくれます。
社会を変えるには by 小熊英二
ISBN: 9784062881685
発行年: 2012.8
「社会を変えたい」、「このままの社会ではだめだ」という思いを（漠然とであれ）もつ人には必読の書。社会を変えるとはどういうことなのか、社会を変えるにはどうすればいいのかという一貫したテーマのもと、代表を選ぶことの意味や選挙に限らないデモ活動など社会運動のあり方などを包括的に論じた一冊です。
私たちの声を議会へ : 代表制民主主義の再生 by 三浦まり
ISBN: 9784000291781
発行年: 2015.11
「私たちの声は、議会に届いているのだろうか」――この書き出しではじまる本書は、現代の代議制民主主義の抱える問題をするどく浮き彫りにしてくれます。「選挙なんて行ったって時間のムダ」こうした私たちの思いは必ずしも的外れなものではありません。では、何が問題なのか、どう対処すればいいのか、興味をもったあなたは是非ご一読を。