Cuter本棚～九大図書館で読めるオススメの一冊～: 選書ツアー2019理系

ゲームを形作るAI技術を網羅的に解説する本。人工知能技術に興味がある人におすすめ。

帆船カティーサーク号から戦艦大和やクルーズ船アリュール・オブ・ザ・シー号まで、歴史に残る様々な船を紹介する。船が人々に与えた影響を通して、世界史を学ぶことができる本です。

フリーソフトRは統計解析によく使われています。本書はRを実行する環境の１つであるRStudioの使い方、そして最近はやり（？）のパッケージ「tidyverse」を使った解析について分かりやすく解説しています。Rを使ってデータ解析を始めたいという方、Rをもっと便利に使いたい方、データの整理や解析ノートを楽に作りたい方には必見です。

伊都キャンパスにいると、コオロギ、カエル、トビといった様々な種類の生き物の発する「音」を耳にします。本書は生き物の音に関する様々なトピックを紹介している、ありそうでなかった百科事典です。パラパラめくって気になるトピックから読み始められるようになっています。普段、何気なく聞き流している生き物の「音」の世界を覗いてみませんか。

ディープラーニングの研究界隈でもベイズ統計に基づく手法は増加傾向です。複雑な手法を一つの定理から説明できるベイズ統計はとてもエレガント！本格的な教科書を読む前に縦書きの一般書を読むのもよいのではないでしょうか。

AI技術群の中でも近年ホットな統計学。独学して腕前をギャンブルで試してみるのはいかがでしょうか。データサイエンスを学んでおけば、少なくともギャンブラーになれる？

現代文学の怪物、ウラジーミル・ソローキンの描く近代国家が崩壊した21世紀中葉。宗教の脅威にさらされた世界を様々な文体で記そうとする、天才による天才的な作品。

他人と分かり合えない、孤独な時間が長い、安定はつまらない、など、ちょっと過激なのに内向的な、何かと苦悩の多いそこのあなた！！ この本でメタルに目覚めることをおすすめします。

"知の怪物"の異名を持つ、元外交官・現作家の佐藤優さんは、多感な15歳をいかに過ごしたのか？

"知の怪物"の異名を持つ、元外交官・現作家の佐藤優さんは、多感な15歳をいかに過ごしたのか？

”誰もが集まることに辟易しているのに，わたしたちはあいも変わらず同じやり方で集まっています．会議にしろ，カンファレンスにしろ，パーティにしろ，いつもの決まりきったやり方で人を集め，集まった人たちが勝手に盛り上がってくれることを期待し，そこから奇跡のような結果が自然に生まれることを願っています．でも，そんな願いがかなうことはほとんどありません．”（本書イントロより抜粋）
本書は，プロのファシリテーターとして活動する著者が，「人」に注目した集まりをデザインし，よりよいコミュニケーションが生まれる環境を作り出すための発想と方法を記したものです．大学や研究室での講義，ゼミ，飲み会に退屈しているのはあなただけではありません．本書を手に取り，よりよい集まり方について一緒に考えましょう．

この本に恐竜は出てきません。サメもあまり出ません。生命の誕生からサメ類が海を支配するまで、板皮類や魚竜といった海の捕食者がどのように変遷してきたか、迫力イラストと共に詳しく説明されています。古代生物好きや化石好きのあなたにとって、必読の一冊です！まあ、サメは軟骨魚なんで、化石として残らないんですけどね。

軟骨魚と硬骨魚、淡水魚と海水魚、電気魚や深海魚、はたまた閉ざされた湖に生息する魚。性転換や独特な子育て、異なる環境への進出まで、多様な魚たちが選んだ独自の進化戦略について、豊富なエピソードやイラストと共に遺伝子の側面から迫ります。これ一冊で魚の進化についてかなりの知識を得られます。

糸島半島には多くの漁港があり、またきれいな砂浜が広がっています。つまり、釣りを始めるには持ってこいの漁場です。数千円で一通りの道具を揃えて自転車に乗り、アジやサバ、キス、タイ等のおなじみの魚をターゲットに、釣りに挑戦しましょう。釣った魚はカラッと揚げていただきます！ライフジャケットも忘れずに！

床にモノが散乱している人、いませんか？片付けられない、でもモノが次々と部屋に入ってくる。一人暮らしだからと怠けて誰も招待できない部屋になっていないですか？片付けすることで、心のモヤモヤも断捨離され、モノがなくなるリスクもケガするリスクも低下します。しかしこの本が贈る一番大切なメッセージはタイトルの通りです。死んでも床にモノを置くな！