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触れてみよう!漢方医学と漢方薬: すみわけと協調

名前くらいは聞いたことがある「漢方」、一体ナニモノでしょう。 実は僕たちの日常をよりよくするポテンシャルを秘める「漢方」について、その背景も踏まえてご紹介いたします!

相乗効果で良くなろう

 

《西洋医学》 は具体的な攻撃対象をつきつめ、外部からの刺客(医薬品・メス)を以って的確に打ち抜くことを目的にしています。

 

    

 

  

《東洋医学》 は、あくまで 「体全体の調和」に心血を注ぎ、自然に逆らわず自分の力を取り戻すことに重きを置いています。

外から施されるのはあくまでそれの「手助け」に留まっています。

    

 

原因がはっきり分かるのなら、《西洋医学》の方針に従ったほうが迅速正確に解決できるでしょう。

しかし、原因がぼんやりした症状や、日常生活の中の些細な体調不良には、

自分のもつ本来の「治癒力」で解決を試みたほうが、副作用の心配なども少なく、いっそ良いのかもしれません。

 

 

2つの医療は違う方向を向いていますが、

双方が足りない部分を補えば、立ち向かえる病の範囲はぐんと広くなります。

 

次頁からは、そんな東洋医学(漢方医学)の基礎をさらってみます。