Skip to main content

研究に悩んだら図書館へ: The Schema of Research

図書館には悩める研究者へ贈る本がある!

Self Expression

興味の軸には主観性が存在します。

面白いと思う内容は人それぞれ異なりますし、人が思う事ですので主観が入りますね。そうすると、

 

・周囲の人が興味のあること

・自分が興味のあること

 

が異なる可能性がありますが、

”It is remarkable that listening to our own idiosyncratic voice leads to better science.”
「自分の内なる声(inner voice)を聞くことがよりよいサイエンスへとなる。」727ページ,中21~22行目)

と言っています。

 

自分が興味のあることを研究することで、モチベーションが上がるし、日々のルーチンがやりがいのあるものになります。

しかしながら、自分がやりたいテーマだけを与えられて、それだけをすればいい!なんてことはほぼ無いと思います。思っていたのと違うかもしれません。

明確にこれをやりたい!というものがあれば、それができる研究室へ行くべきですが、始めはそうでなくても、モチベーションの上がるものはそこらじゅうに落ちていました。研究室に入ってから自分がやりたいことが見つかるかもしれませんし、置かれた環境で自分の興味も変わるかもしれません。学生のうちはいろいろ体験するのがいいのでは?と私は思います。そうすると、自分の内なる声がより良いものになっていきそうです。

自分が好き勝手、興味に突き進んで行けるのは、自分のラボを持てるようになってからでしょうか。

The Schema of Research

ここまで来て、

Problem、を選んだ後、与えられた後にはなにが起こるのでしょうか?  

  

2つの良いモデルがあります。

728ページ,Fig.2)

 

左の図は、Aという課題からスタートして、最短距離でBという答えに到達する様子を表しています。

こんな研究はほぼ無いと思いますが、これを期待した研究には危険が潜んでいます。

学生をBへ到達するための手段として考えてしまい、うまくいかなくなると耐えられなくなってしまいます。学生側も想定していたゴールへ行き着かないことに苛立ちを感じてしまいます。

理想と現実の間で、ストレスが生じてしまいます

  

研究はこの右の図の様でしょう!

右の図は、Aという疑問からスタートして、紆余曲折、まさにCloud(雲)」のなかに居るように、彷徨いますが、試行錯誤して

Bよりも面白そうで魅力的なCが見つかり、Bへ行き着かなくても、Cへ方向性をシフトさせることができます。

もしかすると、Bへ歩いて行くよりも、Cへ向かう方が面白いかもしれません。

この様な事態を想定していると、上手くいかない時期も、精神的ダメージが少なく、困難を乗り越えていけるでしょう。