nodeを使うことで図中に文書を追加することができます。
node[オプション]{文章};
例.
¥draw[->,very thick] (0,0) node{ここから} -- (2,2) node{ここまで};
この例のように、点上に文が乗っかってしまい嫌だなという場合は次のようにオプションとしてanchorを使うことでこうした不都合を解消することができます。
anchor=方位
として使用しますが、以下の図のようにテキストの枠の指定された方位に点が置かれます。
例.
¥draw[->,very thick] (0,0) node[anchor=north]{ここから} -- (2,2) node[anchor=south]{ここまで};
この例では、anchorにより、「ここから」の上(北側)に点(0,0)が置かれ、「ここまで」の下(南側)に点(2,2)が置かれます。
上の図のように、anchorを使うと、点の下にnodeを置きたいときに、anchor=northを使わなくてはいけないため、やや直感に反するような気がします。
そのような場合、anchorの代わりに
above, below, left, right
を使うことができます。こちらの方が直感的にわかりやすいでしょう。
例.
¥draw[->,very thick] (0,0) node[below]{ここから} -- (2,2) node[above]{ここまで};
とすると上の図と同じものが得られます。
また、below=2cmなどとすれば、ある点の2cm下にnodeを置くことができます。
繰り返し処理をしたいときは
foreach
を使います。
¥foreach 変数 in { 変数のリスト} コマンド
という形で使います。
例.
¥begin{tikzpicture}
¥draw[->]( 0,-3.5)--(0,3.5);
¥draw[->](-3.5,0) -- (3.5,0);
¥draw(-0.3,-0.1) node[below]{0};
¥foreach ¥x in {-3,-2,-1,1,2,3}
¥draw (¥x,-0.1)node[below]{¥x} -- (¥x, 0.1);
¥foreach ¥y in {-3,-2,-1,1,2,3}
¥draw (-0.1,¥y)node[left]{¥y} -- (0.1,¥y);
¥end{tikzpicture}