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日本語教育を知るための本: Home

さいしょに…

あなたは日本語教師です。様々な国から来た生徒で構成されたクラスを担当しています。生徒は自分の母国語以外の言語をほとんど話せません。今日はそんな生徒たちに「きれい」という言葉とその使い方を教える日です。みんな母語以外は話せませんから、英語では教えることができません。あなたは「きれい」という言葉をどうやって教えますか?

ちょっと考えてみてください・・・

 

例えば、花の写真をみせて「花はきれいです」と教えたとします。すると学習者側は「花」の名前が「きれい」というのかなと思うかもしれないし、「きれい」ではなくて「かわいい」の意味でとってしまう可能性もあります。

どうでしょうか。

意外と悩ましい気がしませんか?こんなふうに、「日本語を教える」のは、国語を教えるのと少し違います。

「国語教育」とはちょっと違う「日本語教育」・・・「実はちょっと日本語教育に興味を持っている」、「実は日本語を教えてと頼まれている」なんて人がいるかもしれません。このガイドでは、いきなり専門の概説書を読むのは(いくら概説書とはいえ)敷居が高い、退屈して読み切れるかわかんない!そんな人向けに「日本語教育」を、ちょっとだけ気軽に知ることができる本や資料を紹介します。

プロフィール

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比嘉 由似子
連絡先:
本ガイドは図書館学習サポーターとして勤務した際に作成したものです。

勤務期間 :2013年5月~2014年3月
当時の身分:大学院生(修士課程)
当時の所属:九州大学大学院統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻