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文献管理ツールMendeleyの使い方: 参考文献リストを出力する

論文の管理、参考文献リストの作成などをお手伝いするMendeleyの使い方を解説します。

まずは準備

九州大学が提供しているMicrosoft Word 365を使っている人は、大学のセキュリティ上の理由でMendeley Citeを含む全てのアドインのインストールが禁止されています。Mendeley Citeをインストールするときには、担当部署に申請する必要があるので、以下のサイトを参考にして申請をして下さい。
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/databases/mendeley#addin

Mendeley Citeの有効化

まずは、Mendeley Citeというアドインをインストールします

(25) Mendeley Citeの申請が承認されたら、「挿入」を押して「アドインを取得」を選択
(26) 「管理者による管理」という項目を選択するとMendeley Citeのアイコンが出てくるので、クリックして「追加」を押す

Mendeley Citeを起動する

Mendeley Citeのインストールが終わったら、起動をしてみましょう

(27) 「参考設定」をクリックすると右端にMendeley Citeのアイコンが表示されているので、クリックしてGet startedをクリック

Wordに文献情報を入れる

次に、MendeleyからWordに文献情報を挿入してみましょう

(28) カテゴリーまたはキーワードで挿入したい文献を探す
(29) 挿入したい文献に✓を入れる(複数選択することも可能)
(30) Insert X (Xは✓した文献の数) citationをクリックすると文献が挿入される

参考文献リストの作成

いよいよ参考文献リストを作成します

(31) 参考文献リストを挿入したいところにカーソルを合わせて、More→Insert Bibliographyをクリック
(32) 参考文献リストがWord文章内に作成される

参考文献リストのスタイルを変える

投稿するジャーナルによって参考文献の形式は変わります。Mendeleyを使えば、ワンクリックで引用形式を変更することができます。

(33) まず参考文献リストをクリックし、Citation Styleを選択
(34) 出てきたスタイルリストの中からお好みのスタイルを選択
(35) もしも探しているスタイルがなければ、Select another styleをクリックすると、他のスタイルを追加することが可能

最後の操作

ここまでで引用文献を挿入した状態では、WordファイルとMendeleyが接続された状態になっています(参考文献リストをクリックすると青い枠が出てくる上図(33)のような状態)。

ジャーナルに投稿する前にはこの接続を切って単純な文書ファイルにする必要があります。全ての編集が終わった後、ファイルの拡張子を.docxから.docにすると接続を切ることができます。

.docxから.docへの変換方法は、ファイルを保存するときに「ファイルの種類」として「word97-2003文書」を選んでください。