検察側の証人 by アガサクリスティISBN: 9784151300677
弁護士であるロバーツ卿は、ある未亡人の殺害容疑をかけられていた青年の弁護を依頼される。卿は、弁護側の証人として彼の妻に協力を頼もうとするも、明らかに彼に敵意をもつ妻の姿を見て諦める。幸い決定的な証拠がないことから、卿の手腕により裁判は無罪の流れになった。しかし検察側の証人として、彼の妻が現れ彼にとって不利な証言を始めたとたん、一転有罪の流れに変わってしまう。そんな中卿は彼の妻が嘘をついていることに気づく。
多分こうなるんだろう、とのんきに思ってたらラストで二転三転してやっぱり自分はまだまだだと反省させられた作品。
本を読む時間がない人にはこの小説をもとにした映画「情婦」があります。こちらも原作同様面白いので見てみるといいかも。
____________________________________________________________________________________________________