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IF/CIの調べ方 -Web of ScienceとJournal Citation Reportsを中心に-: その他のデータベース

研究者・事務職員の方に役立つサイテーションインデックスとインパクトファクターについてのガイドです。

被引用数調査 ~Scopusを使って検索~

Q, この論文の被引用数を調べてください

Korenaga D, Watanabe A, Anai H, Maehara Y, Sugimachi K. Development of gastric cancer with special reference to growth and DNA content. Slow and rapid growing types. Eur J Surg Oncol. 19(5): 463-467, 1993.

先に種明かしをしますと、この文献はWeb of Scienceの基本検索はもちろん、引用文献検索でもヒットしません。
そんな文献は、もっと広範に収集を行っているScopusを使って、被引用数調査を行います。

 

検索語はWeb of Scienceの時と同じように、著者名・雑誌名(ジャーナル名)・出版年にして、検索します。

 

ヒットした文献のタイトルを見て、探している文献か確認します。
結果の右端の数字が被引用数となります。

このように、Web of Scienceではヒットしなかった文献でも、Scopusならヒットするというパターンがあります。

被引用数調査 ~CiNii Articlesを使って検索~

Q, この論文の被引用数を調べてください

川中博文, 小西晃造, 吉田大輔, 姉川剛, 橋本直隆, 上原英雄, 山口将平, 金城直, 橋爪誠, 前原喜彦. 門脈圧亢進症に伴う小腸静脈瘤出血症例の検討. 日本腹部救急医学会雑誌. 27(7): 957-961, 2007.

Web of Scienceの引用文献検索でヒットしなかった日本語文献は、CiNii Articlesで調べてみます。

 
検索語はいつも通り、おすすめの3つの検索語(著者名・刊行物名・出版年)を入力します。
 

このように、日本語文献はCiNii Articlesを使って、被引用数調査をすることができます。

※CiNii Articlesで被引用数が0の(表示されない)場合、国内の文献で引用しているものがまだ無い、ということなのです。
つまり、外国語文献では引用されている可能性があります。
※また、CiNii Articlesは、収録文献全ての参考文献情報を持っているわけではないことを留意してください。(詳細はコチラ

Web of Scienceでヒットしなかった、CiNii Articlesで0だったからといって諦めるのではなく、両方とも使って調べてみるのが良いでしょう。

★おまけ★
何度も言っていますが、Scopusは広範に文献を収集しています。
その収集範囲にはもちろん、日本語の雑誌も含まれます。
日本語文献でも収集している可能性は十分にあるので、Scopusで探してみるのも良いかもしれません。

 

次はImpact Factorについて→

検索のコツ③

★雑誌の正式名称を調べる

略誌名しか分からないが、Web of Scienceの収録誌ではない場合、出版物名検索のオートコンプリート機能を使っても出てこない。
また、Scopusにはオートコンプリート機能はない。
そこでWeb of ScienceやScopusで、略誌名で「*」 を使って検索をしてみたが、ヒットしない。。。

ヒットしないのは入力した情報(雑誌名)が間違っているせいかも、本当にデータベースに収録されていないのか分からない、と不安になったら、、、

雑誌の正式名称を調べてから検索してみましょう!

雑誌の正式名称はPubMedで調べることができます。
Journals in NCBI Databasesというツール
調べます。
使い方など詳細はコチラから

Google Scholar

Google Scholarでも、被引用数調査ができます。

しかし、収集雑誌の基準が明確でなく、被引用数には非学術的な引用元が含まれている可能性があります。

なので、Google Scholarで被引用数調査を行う場合には、あくまで参考程度、ということを心に留めておいてください。

※Web of Scienceの被引用数は、Web of Scienceにデータが無い、または九大外の場合は表示されません。

SciFinderでも被引用数調査ができる?

SciFinderとは、論文・特許・世界中の化学物質及び有機化学反応情報を網羅的に検索できるデータベースです。

そのSciFinderでも、被引用数調査は可能です。

例えば、2012年にノーベル賞を受賞した山中伸弥教授のとある論文の被引用数をみてみると、

SciFinderで被引用数は、検索結果一覧の右に表示されます。
上の論文の被引用数は、『6,704』なります。

しかし、同じ論文をWeb of Scienceで検索してみると、被引用数は『8,102』と表示されます。

これらの結果は、データベースの収集範囲の違いから生じるものです。

Web of Scienceが主要な学術雑誌を厳選して収集しているのに対して、SciFinderは物質科学分野において包括的に収集しています。

つまりこの2つのデータベースでは、持っている論文の情報;CIが異なるので、被引用数に違いが出るのです。

一般的に業績リストなどには、Web of Science Core Collectionの被引用数を用いることが多いです。

しかし、Web of Scienceでは検索できない、物質科学分野の論文を探したいときは、SciFinderを活用すると良いかもしれません。