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すぐに使える!PubMed: はじめに

このガイドではPubMedの基本的な使い方をご紹介します。

このガイドについて

みなさま、こんにちは!
医学図書館参考調査係です。

このガイドでは、九大でもっとも多く利用されているデータベースPubMedの基本的な使い方について説明いたします。

病院地区で研究される方にとって、PubMedを使って文献検索をすることは必須のスキルではないでしょうか。

このガイドは、学部4年~大学院生など研究を始めたばかりの学生の方、また先生の文献検索をお手伝いしている秘書の方などを対象にしています。

このガイドを見れば、すぐにPubMedが使えるようになること間違いなしです!

すぐに使える!PubMed 目次

0.はじめに
このガイドとPubMedの概要について。

1.キーワードで検索する
検索ボックスにキーワードを入力する際、覚えておく必要がある入力規則知っていると便利な入力のワザ紹介いたします。

2.著者名/雑誌名の入力の仕方
著者名の入力には注意が必要です。どのように入力すればよいか、説明いたします。
また、雑誌名での検索の仕方と、正式名や略誌名、発行元やISSNなどを調べるのに便利なツールを紹介いたします。

3.参考文献の情報から論文を探す
参考文献リストから論文を探したい時はありませんか。 参考文献の情報から効率よく目当ての文献を探すことができる便利なツールを紹介いたします。

4.本文(フルテキスト)を入手する
論文の本文を入手するには? 便利なリンク機能きゅうとLinQについて解説します。

5.おわりに/参考文献
簡単なまとめと、このガイドを作るにあたり参考にした本のご紹介です。

PubMedの利点!

医学分野 世界最大級のデータベース!
PubMedは、医学関連分野の最大級のデータベースで、世界の主要な医学・生物学関連雑誌に掲載された学術論文を検索できます。
1946年から現在までの書誌事項(タイトル・著者名・収載誌名等)を調べることが可能で、一部の文献は無料で本文(フルテキスト)を見ることができます。

最新の文献情報が手に入る!
PubMedは、MEDLINE(医学分野の代表的な有料データベースで世界中の約5,700タイトルの雑誌の文献を収載)の全ての文献を収録していますが、MEDLINEに登録される前から、それらの文献を調べることができます。
更新頻度は週5回、出版社から届くデータは随時更新され、最新の文献情報が登録されます。

いつでも無料で利用可能!
何と言っても素晴らしいのは、インターネット上でどこからでも24時間無料で利用できるという点です。
ちなみに、PubMedのデータは、米国国立医学図書館NLM:National Library of Medicine)で作成されていて、米国民の税金で運営されています。「税金で作ったものは無料で公開する」という米国の方針により無料で利用できています。有難いですね^^

簡単に検索できる!優れた検索機能
無料で利用できるデータベースであるにもかかわらず、PubMedは大変優れた検索機能を持っています。
PubMedでは、思い付いたキーワードを入力するだけで検索ができますが、入力された語の類義語も同時に検索する機能を持っていて、医学用語に精通していなくても簡単に検索をすることが可能です。

とはいえ、最適の検索結果を導き出すには、PubMedの中にある辞書の仕組みについて知っておいた方がよいでしょう。これについては、Cute.Guides「もっと使える! !PubMed」で!

PubMed(九大版)について

PubMedにアクセスする時、ググッて使っている方はいらっしゃいませんか?

世界中どこからでもアクセスできるPubMedですが、九大附属図書館ウェブサイトの「データベース」からPubMedにアクセスすると、リンク機能(きゅうとLinQ)により九大が契約している電子ジャーナル収録の文献の本文PDF(フルテキスト)入手が容易です。
PubMed(九大版)のみに現れるこの青いアイコン(きゅうとLinQ)をクリックするだけ(詳しくは本ガイドの「本文(フルテキスト)を入手する」で)

断然便利!ですので、九大所属の方はこちら ↓ をご利用ください。

附属図書館ウェブサイト>データベース>PubMed(九大版)
※ご自宅など学外からアクセスされる場合、SSO-KIDでの認証が必要です。

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