民話を読んでいると、昔の人々の日々の生活の息づかいみたいなものが感じられます。最近仕事や勉強や研究で、つかれてしまって魂が弱ってきている人にとってはちょっとした癒し効果が期待できます。
現代の小説やドラマでは、現代社会を題材にしているものが多く、私はそれだけでもう疲れてしまいあまり触れなくなってしまいました。しかし、民話や昔話は気楽によめて癒されます。
皆さんもしゃべる動物や河童、神様の生きる世界に少しだけ浸ってみましょう。少しだけ・・・。
民話の本は未来社の日本の民話シリーズが面白くておすすめです。このガイドでも紹介しています。このシリーズは九州大学附属図書館では檜垣文庫のコーナーに行けば見つかります(檜垣文庫について)。民話は似たパターンで微妙に違うお話が多くて、そういう違いなどを楽しむこともできます。異なる地方で同じ話を見つけたり、いろいろなパターンを発見するのも民話を読む魅力の一つと言えるでしょう。