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検査結果は正しいのか?: Home

検査結果を疑うことは私自身してきませんでした。しかし、実際に検査を実施する側となった時に知ったことは、完璧な検査法は無いということです。

はじめまして

初めまして、とある病院で臨床検査技師をしていた者です。

ここでは、医療関係者のみなさん向けに、私が臨床で経験したことを書ければと思います。

 

注) このガイドを読まれる一般の方は、安心して下さい、心配することはありません

プロフェッショナル達が仕事をし、皆さんに良質な医療を提供しています

 

医療関係者の方はこんなこともあるので注意が必要であると意識付けして頂けたらなと思います

 

臨床検査値は医療に欠かせないですよね

臨床検査値は、健康状態の把握、治療方針の決定、治療効果の判定、などなど、

その時における患者さんの状態を数値化して、客観的に診ることができる便利なものです。

 

しかし、便利が故にピットホールが待ち構えていることがあります

 

検査室って結果が出てくるだけの工場ではなくて、いろいろな事が起こっています。

また、一日に何件も、医師から検査結果に対する問い合わせがあります。

こんな事があるんだ、と知って頂けると嬉しいです。

それでは、お付き合い下さい~ (間違えがあればご指摘ください)。

検査結果は信用できるか?

検査結果が出た時に、各検査項目に数値、または、判定が明記されていると、

ついついそれを信用してしまいませんか?

 

検査法の原理を理解していくと...

その結果が必ずしも正しいとは言えない可能性が潜んでいることに気付きます

 

果たして、その検査結果は正しい(患者さんの状態を反映している)のでしょうか???

 

臨床検査は、いろんな項目・検査法があって多岐にわたっています。 臨床検査全体に言えることですが、

今回は、感染症検査項目を主に、こんなピットホールがあるんだと皆様に伝えられればと思います(経験年数は浅いんですが...)。

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三根 敬一朗
連絡先:
本ガイドは図書館学習サポーター/図書館TA(Cuter)として勤務した際に作成したものです。

勤務期間 :2016年7月~2020年3月
当時の身分:大学院生(博士課程)
当時の所属:九州大学大学院医学系学府 医学専攻