九州大学社会包摂デザイン・イニシアティブ(DIDI)が「社会包摂デザイン」に関わる図書40冊を推薦し、以下の3カテゴリーに分類して展示しました。
社会学、ジェンダー、アートなど分野は多岐にわたります。
概念:多様な立場や視点から物事を理解するための言葉や論理
対象:問題を浮かび上がらせるための具体的なトピック
方法:見たものをどのように多様な仕方で可視化するか
DIDIは、多様なニーズに応じたサービスや個人のポテンシャルを引き出すための「しくみ」をデザインし、個々人や社会の健全な成長や、豊かさの新しい価値を生み出す社会づくりを先導する研究教育機関です。
従来の画⼀的な社会のあり方が限界に達する中、多様な生を尊重する社会を実現させることの重要性が叫ばれ、そのニーズに応えるデザインの在り方が求められています。
DIDIは、人と人の関係性を多様で包摂的なものへと変化させる「しくみ」を「社会包摂デザイン」として確立すべく活動してきました。
では、その「社会包摂デザイン」とは何なのか?
どのような視点で社会を見つめ、社会の課題を捉え、それを解決するしくみをデザインしていけばよいのか?
この展示では、社会包摂デザインを学んで実践していく上で役立つ書籍を「社会包摂デザイングレートブックス」として紹介します。
日時:2023年11月8日(水)~11月30日(木)
会場:九州大学芸術工学図書館 1F 閲覧ホール
主催:九州大学社会包摂デザイン・イニシアティブ
協力:九州大学芸術工学図書館
図書館告知ページ:https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/events/66869