「eduroam」は、参加学術機関の無線LANの相互利用を可能とする国際的なネットワーク利用の仕組みです。
九州大学はeduroamに参加しており、このeduroamのアカウントをお持ちの方は、他機関の方でも九州大学附属図書館内の多くのエリアで無線LANを利用できます。
このガイドでは、eduroamに参加している外部の大学・研究機関の方向けに、九州大学附属図書館内でのeduroam(無線LAN)の一般的な利用方法をご案内します。
また、九州大学の学生・教職員の方が、外部の大学・研究機関でeduroamを利用する方法も簡単に併記しています。
このガイドには、あくまでeduroamに関する一般的な利用方法について記載しています。
ガイドに記載されていない認証設定に関する情報やその他疑問点については、内容に応じて以下の担当部署にお尋ねください。
eduroamは、大学等の高等教育機関や研究機関において、相互利用できる無線LANサービスです。
日本では国立情報学研究所が「eduroam JP」としてサービスを展開しており、九州大学もeduroam参加機関として登録しています。
eduroamの利用にあたっては、国立情報学研究所が提供するeduroam用アカウントの発行が必要となります。
eduroam用アカウントが利用可能な方であり、かつ訪問先の機関がeduroam参加機関であれば、訪問先で無線LANを利用できる可能性があります。
eduroam参加機関には、通常「eduroam」あるいは「eduroamXXX」(XXXは任意の文字列)等のSSIDを発信する無線LANアクセスポイント(基地局)が設置されています。
他機関に訪問される際は、訪問する建物にeduroamのアクセスポイントが設置されているか、事前に確認しておくと便利です。
詳細は国立情報学研究所のeduroam JP Webサイトをご確認ください。
一部の機関では、eduroamで利用可能なサービスがVPN(仮想プライベートネットワーク)のみに制限されています。
九州大学ではこの制限はありません。
このことによる接続への影響については、このガイドの「他機関の方が九大図書館で利用」と「九大構成員が他機関で利用」の各ページでご確認ください。