このガイドでは、大学受験を終えた大学生の人向けに、英語学習のおすすめブックリストを紹介したいと思います。
大学受験の内容を復習するのに便利な本や、TOEICやTOEFLの受験にも役立つ本をリストしています。
まず、このページでは、英語学習法についての本を紹介しています。
また、英語の参考書をリストアップする際には、「おすすめ度」と「むずかしさ」を5段階評価で点数付けしています。
このガイドの作成者である私は、九州大学大学院地球社会統合科学府の博士後期課程に在籍し、比較文学と日本近現代文学を専攻してきました。
専門の安部公房研究では、①「比較文学」、②「同時代言説」、③「現代思想・文学理論」の三種類の方法を用いています。
次に、こういった研究方法の一般的なやり方について説明します。
①「比較文学」とは、例えば日本の作家がある海外の作家の影響を受けていた場合、その作家がどのように外国語のテクストを受容したのか、あるいは翻訳を読んだのかを考察するというものです。
②「同時代言説」とは、日本の作家が海外の作家の影響を受けていたと考えた場合、日本や海外でその作家や文学テクスト、キーワードに関する言説がどのように生成されていたのかを調査する研究方法と言えます。
③「現代思想・文学理論」については、作家が海外の思想をどのように受容したのかを調査したり、あるいは文学理論を用いてテクストを読むといった作業を指します。
いずれの研究方法でも、比較文学的な視点から英語文学との関係を論じる場合には、英語で原書を読むことで研究の幅が広がるのです。
このように、研究で英語を用いることが多いため、英語の参考書に関するブックリストを作成してみました。
ここでは、英語学習に役立つサイトを載せています。
まず、紹介するのは、「アンチバベルの塔」というサイトです。
このサイトでは、英英辞典を暗記する方法が紹介されています。
具体的には、ロングマンの小型の英英辞典を暗記して3万語レベルのボキャブラリーを目指すというものです。
方法としては、カードを使う暗記法が紹介されています。
もちろん、サイトで紹介された英英辞典以外の単語帳やボキャブラリー・リストを暗記する際にも、役に立つと思われます。
次に紹介するのは、英語関係で有名な出版社アルクのホームページです。
このページで便利なのが、インターネット上で利用できる『英辞郎』という辞書です。
『英辞郎』では、一般的な英和辞典では見出し語になっていないようなフレーズが多数、見出し語になっているため、英文の翻訳を行うのに大変便利です。