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私の好きな本 〜辻村深月編〜: ハケンアニメ

色々な切り口から私の好きな本を勝手に紹介してしまおうというコーナーです。記念すべき第一回は作家辻村深月さん。

ハケンアニメ

いい仕事がしたい!

私はこの人と仕事がしたくてアニメ業界に入りました。とそこには一本芯の通った香屋子。その熱意に当てられてついに監督として乗り出す王子。

王子の一挙手一投足に振り回され呆れながらも、ここぞというときの王子の言葉には”ああもうこの人は!”と王子への憧れや、尊敬をあふれさせる香屋子が愛おしいです。それぞれの仕事の流儀や価値観がぶつかりもする中で、今まで見ようとしてこなかった裏にある想いや、日常を知った時彼らはこれまで以上のものを作り出します。

きつくても好きだからこそやっている、だからこそアニメ業界には溢れるとまではいかなくても、確かに愛がある。好きなこと、思い入れがあるものだからこそ打ち込める、出来上がったものに愛着があり、認められなければ悔しい。感情が先に立つ、表に出しやすい仕事ということもあってか、そこには確かな熱量がある。こんな職場で働きたいと思えました。

最近辻村深月は白辻村、黒辻村と作品の雰囲気に合わせて言われることがあるようです。

人の感情のどす黒いところまで迫ってくる、噴出させる黒辻村。

人の心の柔らかいところにそっと寄り添い、触れてくる白辻村。

今回はお仕事小説ということもあって、白辻村の作品でした。

最後には自分もいい仕事がしたい!と爽やかな読後感が得られる一作でした。仕事に疲れた時にもぜひ!

作成者

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小池 研太朗
連絡先:
本ガイドは図書館学習サポーターとして勤務した際に作成したものです。

勤務期間 :2014年5月~2015年11月
当時の身分:学部5~6年生
当時の所属:九州大学医学部医学科