実は辻村深月の作品は映像化も多くされています。
評判にもなった松坂桃李、樹木希林主演のツナグ。NHKでドラマ化した本日は大安なりなどです。
2014年秋には太陽の坐る場所も封切られます。
ツナグは原作もとても好きで主人公が最後に至る真実と結論、そしてそれを踏まえた決断に、心をほぐされたように感じました。
哀しい物語にも優しい見方をすることができます、また逆に優しい物語の底で哀しみをおし殺していることもあります。
すれ違ったままにしておいた方がよいこともあるのも真実ですが、すれ違ったままにしておききれないのもまた人間です。
そんな隙間を埋めるような”ツナグ”にいつか自分もすがる時が来るだろうか?今会わせてもらいたい人は?将来会わせてもらいたい人は誰だろうか?と今でもたまに考えています。
本日は大安なり、太陽の坐る場所もいい作品なのでぜひご一読、ご鑑賞を!