口頭発表は1回のみの経験ですので、抜けがあると思いますが、先輩の様子などから
わかりうることを書きます。
ポスターならば、ポスターを貼ればいいですが、口頭発表はパワーポイントのデータが命です。
それをまず運営本部に渡す必要があります。
きっとデータをUSBに入れてもってきていると思います。(USBはちなみに2個に入れてもっていきました。あとはオンライン上に保管していました:グーグルドライブ)
私の場合、データには、事前に、パワーポイントのファイル名に「どのセッションか」「氏名」を付けてくださいとホームページに書いてありました。
パソコン持参を事前に言われることもあるようです。そして、Macの方は変換コネクターを持参するように書いてあることが多い気がします。
会場について、受付をしたらすぐにデータをうつす場所を探してください。
USBのウイルスチェックや、実際、会場で使われるパソコンで正しく表示できるかのチェックが必要です。
それを行う場所がちゃんとありますので、行ってください。
注意書きに書いてあると思いますが、
私の場合は「発表の30分前までにデータを提出してください」と、もらったプログラムに記載されていました。
学会会場に「PC DESK」という場所があり、そこでデータ移し、作動確認を行いました。
そしておそらく、当日のマイク周りの様子の写真だったり、スライドはこれを押して進めてくださいだったり
マイクは2つあるけどこっちですなど説明があると思います。しっかり聞きましょう。
ちなみに私は動画があるスライドだったのですが、
パワーポイントのハイパーリンクで動画を紐付けしていました。
ひとつのフォルダを作っておいて、使用する動画とパワーポイントファイルを一緒に入れておけば
そのフォルダごと発表用PCに移してくれるはずですので、ハイパーリンクの張りなおしは不要でした。
必ず一枚目からすべてのスライドをスライドショーにして、動画がちゃんと作動するかも確認してくださいね。
あともうひとつ、パワーポイントがうまく表示されなかったり重たくてかたまりがちだったりする場合、パワーポイントのスライド自体を
PDFファイルとして保存し、控えとして持っておくこともひとつの手のようです。
実際の発表では、演者席(Next speakerと書いてあったり)というのがあります。
私の場合が「15分前に発表する会場に来て、座っていてください」と書いてありました。
次の演者の人まで、座るところが決まっていることが多い気がします。
そして座長から紹介を受けると、いよいよ発表です。
マイクの前に立つタイミングというのが正直わからないのですが、座長から紹介を受ける前から立っている人や
紹介を受けてからマイク前にいく人、あまり決まっていないようでした。
そしてマイク周りには、「発表10分、質疑応答5分 守ってね」など演者への情報の紙が置いてありました。
原稿を置けるスペースもありました。
そしていざ発表です。今までの練習の成果を存分に発揮してください!
自分のプレゼンの後、一番大変かもしれない、自分のアドリブ力を試される質疑応答タイムに入ります。
質問をしていただくことで、今後の研究の新たなきっかけが見つかることがあるかもしれません。
「ご質問ありがとうございます:thank you for your question.」と頭につけてお答えしましょう。