いかがでしたか。教育という言葉一つとっても、種々アプローチ方法の下で様々な議論や解釈が展開されてきたことがお分かりになったかと思います。教育という営みの広がりは、その実践者やそれを支える条件設定の在り方などにまで議論は派生していくことになります(詳細は、「教育学をかじる(1)」をご覧ください)。
その奥深さの一端を「かじる」なかで、好奇心が育まれたならこのガイドの試みが成功したといえるでしょう。また、その好奇心を糧に、さらなる教育学の深淵に潜り込んでいっていただければと思います。