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教育学をかじる(2)―教育とは何か―: 1. はじめに

本ガイドは「教育学をかじる(1)」に引き続き、教育学における基礎的な知見を紹介するガイドです。本ガイドでは、「教育とは何か」という問いへの挑戦の軌跡を紹介します。

1.1 本ガイドの目的

教育とは何かという疑問について考えを巡らせてきた学問のひとつに教育学を挙げることができます。本ガイドは、自身の経験則から離れ、学問的な視点から教育について考えるための視点をできるだけ優しく紹介することを目的とする「教育学をかじる」シリーズの第二段です。

 

シリーズ第一弾「教育学をかじる(1)―学校と教育学の誕生―」では、教育学の誕生と発展の経緯、ならびに教育が行われる代表的な場としての学校について簡単に紹介しました。

 

シリーズ第二弾にあたる本ガイドでは、サブタイトルである「教育とは何か」にある通り、教育学の本丸である教育そのものに対する知見を紹介していきたいと思います

 

具体的には、まず「『人間とは何か』という問いからアプローチする」では、まさに「人間とは何か」という視点から教育について、さらに「3.教育の類似概念との比較からアプローチする」においては成長、発達、教化、形成という教育に類する概念と比べるなかで、教育について迫りたいと思います。

執筆者

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木村 栞太
連絡先:
本ガイドは図書館学習サポーター/図書館TA(Cuter)として勤務した際に作成したものです。

勤務期間 :2015年3月~2018年9月
      2019年4月~2020年3月
当時の身分:大学院生(博士課程)
当時の所属:人間環境学府 教育システム専攻