〈未来予測〉
それは時に人々の願いであり時に人々の恐れである。
戦後を乗り越え、技術・経済大国とも呼ばれるようになった日本は科学的にも文化的にも発展の一途を辿ることとなり、未来について想像する余裕が生まれた。
ここでは、芸工に蓄積される雑誌を歴史に見立て、科学技術・芸能・芸術表現・食文化など様々な分野が夢見た、あるいは懸念した未来を、現代に生きる私たちの視点から覗き見る。
そして、答え合わせとも言える本展示は、再び次の未来へと想いを馳せ続けるきっかけとなるであろう。
私たちが普段使っている 言葉 は、行為の一つです。
男言葉 と 女言葉 を知っていますか。
例えば、「おい、こら」は、男性の感嘆詞、
「あらまあ」は、女性の感嘆詞として用いられます。
「これらの男/女言葉」は、
人々の多様なアイデンティティを表現していますが、
一方で、
男らしさ、女らしさを定義してしまう指標の一つになり得ます。
(キャプション前半部のみ掲載)
〈創造の森〉
〈学ぶとは何か〉
やあやあ諸君、勉学に励んでいるかね?
鬱屈とした毎日に自分たちの学んでいることは何か、そもそも学ぶことはなんなのか悩んでいるころではなかろうか。
そこで我から学びの三要素というヒントを与えよう。
学びの三要素とは
「知識・技能」「思考力・表現力」「人間性」
の三つであり、それらの力をバランスよく身に着けることこそが学びの本質であると我は思うわけだ。ここらに飾られている8冊の本は我のちょいすだ。悩めるときに本は助けを与えてくれよう。本を開いてもう一度学びそのものを見つめ直すのだ。時には立ち止まることも重要だぞ。
そろそろ眠くなってはいないかね?君らがここでなにをしようが私はずっと見ているわけだが。せいぜい有意義な学びにするがよい。我からの三要素を忘れずにな。
聖ヨセフ像より