Skip to Main Content

九州大学芸術工学部授業での図書展示:芸術環境論: 2025

デザイン×図書展示。芸工生が授業で構想・設計した図書展示を紹介します。

展示概要

会期:2025年5月26日(月) ~ 6月2日(月) ※日曜休館、最終日は午前9:30終了
会場:九州大学芸術工学図書館(開館カレンダー資料配置マップ

各展示場所と展示図書の情報をこのページに掲載しています。
資料のタイトル・画像をクリックすると九大コレクション(九大図書館の蔵書検索ページ)の資料詳細ページが開き、資料の情報や貸出状況を確認できます。
展示図書はすべて貸出できます。本はもちろん、展示環境にもご注目ください。

※3F 洋雑誌バックナンバーエリアの『手の倫理』は九州大学中央図書館から一時借用して展示しました。

1F 閲覧ホール

〈AIと感情〉

昨今のAIの発展は凄まじい。今我々は生活していく上でありとあらゆる場面でAIを活用している。しかし、そんなAIに対しこの疑問を抱く人も多くないだろう。「AIは感情を持っているのか?」 実際AIの回答に感情がこもっていると感じるものも少なくはなく、SNSなどを覗くとAIをパートナーや話し相手として活用している人も散見される。そんなAIに感情というものはあるのか、ないのか。あるとすればその感情的な機能は何によって定義されるか我々なりに探索し、考察していく本を今回の展示でまとめている。

1F 新着雑誌エリア横 壁面タイル前

〈国語の教科書展〉

私たちは、「国語の教科書」をテーマとしました。
私たちが小学生、中学生の頃に国語の授業の中で触れてきた作品たち。
それらの作品を大学生になった今、読み直してみたら、、、
あの作品の作者が書いた別の作品を読んでみたら、、、
そんな大学生の私たちならではの気付きが詰まった展示です。
ぜひ、あなたもあの頃の気持ちを味わいながら、自分の成長に気付いてみてください。

1F 図書エリア

〈1970〉

現在開催されている大阪万博。さまざまな先端技術や人類の課題解決のための新たなアイデアが集う万博ですが、遡ること55年、前回の大阪万博はどのようなものだったのでしょうか。本展示では、1970年の大阪万博にまつわる資料やカタログ、雑誌などを集めています。建築への論表、出店の広告、岡本太郎の思い、民族博物館のコレクション…などなど、さまざまな方向から1970年の大阪万博を見つめていただけたらと思います。また、特に雑誌では万博に該当しないページもめくり、1970年の雰囲気を感じてみてください。

2F 自然科学エリア 和書棚 NDC: 460–490

〈未来への旅〉

私達の「未来」はどうなる?
気候変動、AIの進化、人間そのものの在り方…
本展示では、主に食、地政学、デザインの観点において、「未来」を描いた本を集めました。一見、バラバラに見えるようで、実は深いところで繋がっている。その繋がりを感じて頂ければ幸いです。様々なジャンルを超えて語られてきた「未来」のかたちは、私達の現在の意思決定や想像力にどんな影響を与えてきたのか、私達はどのような「未来」を生きたいのか、来場者一人ひとりが自分なりの「これから」を考える時間を提供します。

3F 洋雑誌バックナンバーエリア

〈さわること展〉

棚の上にかかっているカーテンの奥には、さまざまな触り心地の本が置いてあります。触って、その本はどんな本か想像してみてください、そしてタイトルと結びつけてみましょう。カーテンをめくって答え合わせをしてみましょう。触り心地と内容は繋がりを持っていますか?作者はなぜこの触り心地を選んだのでしょうか?下の棚には、さわることに関する本を集めました。私たちが当たり前に使う感覚「さわること」について改めて考え直してみませんか?

〈展示写真〉

(会期終盤に掲載予定)