ラテン語の文法の基本構造(語幹、接頭辞、接尾辞)を学ぶことで、医学生は複雑な医学用語をより簡単に理解し、記憶することができます。
このアプローチは、用語の解読に役立つだけでなく、医学文献の理解を深め、医療分野での効果的なコミュニケーションにも役立ちます。
単語の組合せは、以下のようなバリエーションがあります。
接頭辞 + 語幹 + 接尾辞
接頭辞 + 語幹
語幹 + 接尾辞
以下に例を示しています。
この段階ではまだ「こういう組合せなんだな」程度の理解で大丈夫です!
後ほど、詳しく説明していきます。
結合母音(o、iなど)は、発音を容易にするために、2つの語根の間、または語根と接尾辞の間に使用されます。
<例>
arthr(関節) + pathy(症)→ arthrpathy ……発音しづらい!
arthropathy ……母音「o」が入って発音しやすくなりました。
★例外: hepat/ic の接尾辞『ic』は、母音『i』で始まっているため結合母音は使用されません。