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医学英語の基礎を身につけよう!(第50回Cuter Café): 実際に見てみよう

英語に悩む医学生必見!

新しく覚えるのは語幹だけ!

血中のカリウムが低い、といいたい時は……

カリウム「KALEM」

低い…………「HYPO」                                   → HYPOKALEMIA

③カリウムが低い状態、は…………「IA」          (低カリウム血症)

★語幹「KALEM」だけ新しく覚えれば、あとは知っている接頭語・接尾語をくっつけるだけ!

 

・逆に、血中のカリウムが高いときは?
   ……HYPERKALEMIA

「ARHYTHMIA」について考えてみよう

それでは次に、「ARHYTHMIA」という単語から日本語の意味を推測してみましょう。

語幹は「RHYTHM」です。音楽の「リズム」は、人間で言うとどこでしょうか?……心臓ですね。

接頭語は「A」、「a)」です。

接尾語は「IA」、「~の状態」です。

このことから、ちゃんと心臓が動いていない状態、つまり「ARHYTHMIA」の意味は「不整脈」だと推測できます。
不整脈とは、脈がゆっくり打つ、速く打つ、または不規則に打つ状態を指します。

脈が1分間に100以上の場合を頻脈といい、その場合は
TACHYCARDIA と表します
   頻    心臓  状態

逆に、頻脈の反対、徐脈(脈が1分間に50以下の場合)は
BRADYCARDIA です。
   少    心臓  状態

語幹「THYROID(甲状腺)」を見てみよう

機能が低下している場合……

甲状腺は…………「THYROID」

②機能が下がる、少なくなる、は…………「HYPO」                                   → HYPOTHYROIDISM

③症状ではなく、病気を示すので…………「ISM」                   (甲状腺機能低下症
           (IAではなく)

機能が亢進している場合……

甲状腺は…………「THYROID」

高い…………「HYPER」                                                                     → HYPERTHYROIDISM

③症状ではなく、病気を示すので…………「ISM」                   (甲状腺機能亢進症
           (IAではなく)