HTMLでは<title>~</title>で挟むことでページタイトルを、<body>~</body>で挟むことでページの内容を表示させることが理解できたと思います。ではただのメモのような表示したくない内容、つまりHTML文中に隠しコメントを挿入するにはどうしたら良いでしょうか。その際に使用されるのがコメントアウトで<!-- ~ -->と記述します。使用例は以下の通りです。
<!-- HTMLのコメントアウト -->
複数行に渡る場合は改行しても構いません。
<!-- ここからHTMLのコメントアウト この文面はページには表示されません ここまでコメント -->
コメントアウトの内部にタグを含む文書を記述していても反映されないので、一度消したコードや予備のコードを残しておくことができます。ただし、(括弧の中に括弧をいれるような)コメントアウトの入れ子構造にならないように気をつけましょう。
<!-- ここからHTMLのコメントアウト
そしてこれが<!-- 入れ子コメントアウト -->ですね
ここまでコメント -->
この時実際のコメントアウトとして認識されるのは赤字の部分になります。後半部分が隠しコメントになりませんね。