とりあえず、どんな事をしているのかはわかった・・・でも、何を使ってどう教えているの?
ということで、日本語教育につかう教科書や、教材を見てみましょう!それぞれ特徴があるんです。
もちろん、ここで紹介したもの以外にもたくさんあるんですよ!
ここで紹介するのは主に話す・聞く能力を中心に、読む・書く能力に関しても総合的に高めるタイプのスタンダードな教科書たちですが、それぞれ対象者や内容が違うんです。もちろん、このほかにも読み中心の教科書や書くことを学ぶための教科書など、様々な教科書があります。日本語を学ぶ人たちがどのような教科書を使って勉強しているのか、見つけたら一度手に取ってみてみてください。
日本語を教える時に使うのは教科書だけではありません。スーパーで使う言葉を覚えるために特売ちらしを使ったり、ファーストフード店で注文するときの言葉を覚えるためにメニュー表を使うこともあります。子どもを持つ外国人住民の場合は、子どもが持ってきた学校のお知らせも教材になったりします。日本語教育のために作られたわけでなく、普段の生活で使っているものを教材・教具として使う場合、それは「レアリア」「生教材」と呼ばれます。ここではそんな「レアリア」「生教材」についての本を紹介します。
ここで紹介したもののほかにも、さまざまな教科書や教え方の本があります。九州大学中央図書館4階の4Aエリアや、理系図書館2階の国際交流ラウンジには、留学生向けに、日本語学習のための資料が設置されています。教科書や問題集なども置かれていますので、どんな教科書や資料があるか、ぜひ足を運んで確かめてみてください。