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沈黙の臓器肝臓の代わりにお話します肝臓のこと: 肝臓について

肝臓の機能って何なのか… 病気になるとどんなことが起こるのか… 病気の原因はどんなものがあるのか… 専門的な検査値の話も交えながら少しだけお話を。

肝臓の姿

肝臓は瑞々しく,辺縁も綺麗に尖った臓器です。

実は体の中で最大の臓器だったりもします。

肝臓のはたらき

 よく沈黙の臓器とも言われる肝臓ですが、その実かなりの働き者です。

肝臓の働きを大まかに分けると ”合成” ”分解” ”貯蔵” の3つになります。

 

・合成…タンパク質(アルブミン、リポ蛋白、血液凝固因子)、酵素(コリンエステラーゼ)、胆汁酸

・分解(排出、抱合なども含めて)…薬物、毒物の分解(アルコールなど)、ホルモンの不活性化、間接ビリルビンの抱合     

・貯蔵…グリコーゲン、中性脂肪(トリグリセリドなど)、ビタミン(A,Dなど)      

     *グルコース、脂質などとして全身に供給

 

というようなものが挙げられます。

生物の三大栄養素である糖、タンパク質、脂質をはじめ、ビリルビン、ビタミンD、ホルモンなど様々なものの代謝を肝臓は担っています。

作成者

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小池 研太朗
連絡先:
本ガイドは図書館学習サポーターとして勤務した際に作成したものです。

勤務期間 :2014年5月~2015年11月
当時の身分:学部5~6年生
当時の所属:九州大学医学部医学科