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看護大学院へのすすめ: 3つの基盤

看護で大学院に? 看護で大学院って、何をしているの?? と、学生から社会人の方まで大学院に興味をもっている方に。

大学院では

大学院では、

次の3つのことを基盤として

研究が進んでいきます。

①研究方法の理解 

②文献検討  

③理論の理解

3つの基盤

①研究方法の理解 

まず研究を進めていくには,看護研究にはどのような研究方法があるのかを理解しておかなければいけません。質的研究や量的研究、実験研究など様々な研究方法があります。これらを授業で学んでいきます。

②文献検討 

自分の研究テーマについて、どこまで研究が行われているのか、類似した研究は行われていないか,など先行研究を調べていくことは大変重要な事です。

また修士では、ただただ文献を受け身に読むのではいけません。

この論文の問いは何か?目的と方法は適切なのか?といった

文献を批判的に読み込んでいくこと(=クリティークしていく力)が必要となっていきます。

最初は難しいと思いますが,本なども参考にしながらクリティークする力をつけていきましょう。

自分のテーマに関する文献検討はしっかり行わなければいけません。専攻研究を行うと自分のテーマがしっかり見えてきます。

③理論の理解 

これだと思う研究テーマが決定したら,そのテーマに関して確立されている理論の本を読む必要があります。

ここで理解した内容を,研究論文のはじめにのところで使用することになるでしょう。

例:テーマ→看護師の専門性について 読むべき本→専門性に関する社会学や教育学の本

これらの本は内容が難解で理解する事が難しいので,かなりの時間と労力を必要とします。(原書が英語のものが多い)入学した当初から地道に読み進めておくことが望ましいですね。

これら①〜③を基盤として,看護の研究は進んでいきます。