臨床検査の現場では生体成分の測定に用いられています。
では、他の分野ではどのようなことに用いられているのでしょう…?
ここでは軽く・参考までに載せていきますね!
HPLCは、GCで分析できない”高沸点でしかも熱に不安定な難揮発性化合物の分析”にきわめて有用で、
医薬品や農薬、化学工業製品の開発に用いられます!
~医薬品~
HPLCによる分析は医薬品開発に特に大きく貢献しています。
・有効成分の分析
・構造の類似した不純物の分離分析
・代謝されたときに生成する抱合物の分離分析
など
~食品~
食品業界では品質管理に用いられたりします。
・残留する農薬、自然毒、菌由来の有毒化合物の分離分析
・色素などの食品添加物の分析
・発酵過程の分析
・原料食品の分析
・食品中の旨味成分の分析
など
これらのほかにも、化学工業分野では高分子化合物の分析、環境分野では水・土壌の分析…などなど多くの分野で用いられています。
HPLCは今後も複雑な化合物の合成中間体や反応中間体の研究や分離分析に対する重要度は高く、用いられ続けるでしょう( `ー´)ノ
ここで取り上げなかったものの分析についても、是非調べてみて下さい♪