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化粧品の化学: おわりに

日焼け止めクリームとヘアケア用品に焦点を当て、化粧品の機能と化学との関わりを探っていきます。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

今回はたった2つの例でしたが、実に多くの化学的原理との関わりを見つけられました。

今後化粧品を使う際に、その効果が「なぜ」「どうして」発揮されるのかといった疑問が少しでも生まれたら、それは化学が好きになった第一歩だと思います。参考図書をいくつかピックアップしているので疑問が生まれた方は是非読んでみてください!!

最後に、おまけとして僕の研究をすこーしだけ紹介します!

研究のキーワードは本文中にも出てきた"界面"、"界面活性剤"、""です。界面とは状態の異なる2つのものの間に必ず存在しています。

①泡の表面(水/空気の界面)、②机の表面(木/空気の界面)、③アイスクリームの界面(水/氷の界面)など…

そしてこれらの物体の物性は界面の性質に大きく支配されます。

 例えば、泡の割れやすさ⇒

おいしいビールを飲むときには泡が大切ですよね!!ビールに含まれている麦芽等が界面活性剤の役割を果たし、泡の安定性を高めています。界面活性剤は洗剤などの合成物だけでなく、天然にもたくさん存在します…私たちの細胞壁をつくるリン脂質も界面活性分子なのです。

 まとめてみますと「膜を操る⇒界面を操る⇒物性を操る」研究です。乾杯時にはぜひ泡のロマンを感じてください!

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