Skip to Main Content

★音響生が解説!立体音響ってなに?: 番外編(イヤホン型マイクを作ってみた)

音響設計学科を卒業して、現在修士課程にいるCuterが立体音響について解説します!

イヤホン型マイクを作ってみた

「とにかく聴いてみて!」のコーナーで少し触れたイヤホン型マイクを作ってみました。

プラグインパワー方式と呼ばれる、直流電源付きのマイク端子に挿してあげると動作します。

ビデオレコーダーやオーディオレコーダーにはこの端子が備わっていることが多いです。

それでは早速作ってみましょう!


<材料>

・イヤホン(100円ショップで購入)

・コンデンサーマイク×2個(天神のカホパーツさんにて購入:1個200円くらい)

・はんだ(ホームセンターで売っています)

<道具>

・はんだごて


まず、イヤホンを分解します。

カバーを取るとスピーカーの素子が出てきます。

そのスピーカーと導線がくっついている部分に熱したはんだごてを当てて、スピーカーの素子を外します。

ちなみに取り外したスピーカー素子はこんな感じです。

スピーカーの代わりにコンデンサーマイクの素子を取り付けます。

イヤホンの導線のうち、赤や青などの色が付いている方をコンデンサーマイク素子のプラス極に、色が付いていない方の導線をコンデンサーマイク素子のマイナス極にはんだ付けしましょう。

はんだ付けに慣れていないと、ここは少し難しいかもしれません。

はんだ付けができたら、完成です!

最初に取り外したイヤホンのカバーをつけてやると、見た目はイヤホンそのものになってかっこいいですが、カバーをつけない方が音質はクリアになる印象です。

これを耳にはめて録音することで、バイノーラル録音ができます!