・花粉症の緩和
新納 仁ほか. "Enterococcus faecalis EC-12含有乳性飲料によるスギ花粉症緩和効果 ―花粉曝露施設における試験―". 薬理と治療.2012. 40(2),137-145.
少し専門的な内容になりますが、花粉症は次のようなメカニズムで起こります。
花粉が体内に侵入
→花粉に対するIgEという抗体が多量に産生される
→IgEが肥満細胞の表面にくっつく
→再び体内に入ってきた花粉が肥満細胞にくっついたIgEと結びつく
→肥満細胞がヒスタミンやロイコトリエンなどの化学伝達物質を放出する
→ヒスタミンはくしゃみ、鼻水、目のかゆみを引き起こし、
ロイコトリエンは鼻の粘膜の血管を拡張させることで鼻づまりの原因となる