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안녕하세요!はじめてのハングル: ハングルの仕組み②

コラム~ハングルの歴史~

ハングルは朝鮮王朝の第四代国王である世宗(1397-1450)の時代に作られました。

つまり、およそ500年前にできた文字になります。

では、ハングルが作成されるまでは文字が無かったのか、というとそうではなく、日本や中国と同様に漢字を使用していました。

また、漢字はハングルが作られた後も公的な文書などで使われていくことになります。

子音+母音+…子音!!?

さて、ハングルが子音+母音で文字が作られるのは前のページで説明しました。

次に下の単語を見てみましょう。

 

・밥

 

さて、前のページの単語と比べると、大きな違いがあります。「바(パ)の下に、さらに子音である「ㅂ」がついています。実は、ハングルではこのような「子音」+「母音」+「子音」という形が存在します。

このような二つ目の子音を「パッチム」といいます。

パッチムの発音

では、「밥」は実際にどのように発音するのでしょうか。

文章で説明するのは難しいですが、極めて簡単に説明するとこうです。

 

①「パパ」と声に出して読んで下さい。

②その時、2つ目の「パ」を発音するためにくちびるを閉じたときに、ストップ!!

③これが「밥」の発音になります。

 

この時、2つ目の「パ」の音は発音されず、詰まったような音になります。

ところで、「밥」はごはんの意味で、韓国料理のクッパの「パ」は「밥」の音をカタカナで表記しています。

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岩波 俊彦
連絡先:
本ガイドは図書館学習サポーター/図書館TA(Cuter)として勤務した際に作成したものです。

勤務期間 :2014年10月~2016年3月
当時の身分:大学院生(修士課程)
当時の所属:九州大学大学院人文科学府歴史空間論専攻