生命科学科で学んだあとはどんな未来が待っているのでしょうか?
生命科学科の進路状況は学科公式ホームページでもあまり紹介されていません。
憶測ですが、卒業生の数が少なくて載せづらいのかもしれませんね・・・。
このページでは、(少し主観を交えつつ)生命科学科卒業生の進路を紹介します。
生命科学科を卒業した後の最もメジャーな選択肢は九州大学の大学院(医学系学府やシステム生命科学府)への進学です。
他に選択肢として聞くのは、
・他大学の大学院への進学
・九大・他大学の医学部医学科への編入試験、再試験
・就職 などです。
生命科学科の学生が進学することが多い医学系学府とシステム生命科学府ですが、この2つにはカリキュラムに違いがあります。
1. 医学系学府の場合
2. システム生命科学府
*2年以上在学し要件を満たせば修士相当学位が授与されます。
現在、生命科学科に限らず、理系学部に進んだ学生の多くが修士課程への進学を選択しています。
では、九大生命科学科と他の学部の進路状況にはどのような違いがあるのでしょうか?
2点紹介します。
1. 修士課程に行ったあと就職せずに、博士課程に行く人が多い(アカデミア志向が強い)。
通常に比べて、九大生命科学科では企業<大学研究者を志す傾向があります。
大学で研究をするためにはまずは博士を取得しその後ステップアップしていくのが一般的なので、博士課程に進学する人が多いのだと思われます。
(例)2016年度生命科学科出身修士課程修了生のうち、博士課程進学者と就職予定者の割合は4:1。
(私は修士課程修了後、就職するうちの1人です。)
2. 医学部医学科への編入試験、再試験を受ける人が多い。
全部が全部ではありませんが、だいたい各学年に1人は医学部医学科への進学にチャレンジする人がいます。
1年生~3年生前期まで一緒に授業を受けるので医学科の人たちから刺激を受ける機会も多いんだと思います。
九大生命科学科⇒九大医学科の編入試験が特に用意されているわけではないので、
猛烈な勉強をこなして他大学医学科の編入試験を受けたり、他大学・九大の医学科の再受験をすることになります。