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初めての英語論文投稿: 抄録

英語論文を書くことが大学院で学位取得の必須条件になりつつある今、なにをどうしたらいいか、初歩的なところをガイドできたらと思い作りました。

抄録を作る

学会発表の抄録と違うのは、原著論文における抄録は、

本文を書いてから作ることが多いということです。

 

学術論文において、抄録、通称アブストラクトは、とても重要です。

なんでかというと、読み手が、その論文を読むかどうかは、ほぼアブストラクトを読んでから決めるからです。

タイトルの次に重要といえます。

そのために抄録(アブストラクト)に必要なものは

論文を読まなくても内容が理解できること、また売りはなんなのかということがわかる必要があります。

 

ステップとして

本文を書いて推敲後に書く

本文から抄録に入れたいところを抽出する

主要な分析結果と結論を必ず書く

よみやすく語数制限にあわせる

結論がデータに基づいているか確認する

抄録と本文の目的、結果、データ、結論の整合性があっているか確認する

といった感じです。

例えば、実験の方法が今までになく斬新

とか

こんな仮説、誰も考えてなかったやろう

とか、そういう売りを必ず書いておく必要があります。

当然ながら、略語や文献引用などはだめです。

抄録には3パターンほどあるようです。