論文執筆における私が思う手順を並べます。
論文にしたい、出来そう、という研究テーマの結果がまとまった。
論文にしようか!といわれた。などのきっかけから始まることが多いと思います。
投稿雑誌の選択
執筆
校正
投稿
こんな感じです。
実際は、執筆を先に行って、その後、できた原稿を投稿する雑誌に合わせて微調整するということも多いと思います。
英語論文は一度書いてみるほうがいいと思います。
書いてから、指導教官に見てもらって訂正をしてもらいます。
訂正は、普通の訂正ではなく鬼のような分量を訂正してもらうことになるのがほとんどです。
学術的な表現でなかったり、専門用語の使い方が間違っていたり。
おそらくここでかなり時間がかかるのではないかと・・・・
指導教官のOKもでたところで、今度は校正に出します。
校正は、論文によっては、
母国語が英語じゃない人は、必ずプロの校正に出してねって書いてあります。
校正してもらった証明や、一文をいれる必要もあることがあります。
アドバイスできるのは参考文献(Referance)は、雑誌によって書き方が異なるので、参考文献だけは、ひとつの文書として独立させておくほうがいいと思います。
そうすれば雑誌ごとの形式でつくり直すことができるからです。
でも本当は、ワード文書で一発で雑誌適応の形式に書き換えることができる方法もあります。(EndNote Mendeleyなど)
医学図書館でも「文献管理ツール」についての講習会を結構頻繁にやってます。
有意義な情報が得られると思いますので、ぜひご参加ください。
じゃあ書いてみるっていったって。という話ですが、私がアドバイスをもらったのは、
しっかりした日本語で文を作ってしまうと、それを直訳しようとしてしまうので、大変だということ。
だから日本語はメモ程度。
なにを書きたいかをメモしていく。
そこから英語にしていく形式がいいようです。
英語のあや : 言葉を学ぶとはどういうことか(著者のトムガリーさんにアドバイスをいただきました)
また、同じ分野の論文から、良い表現はもらいます。
全文をもらうと、それはパクリになりますからだめです。
表現や、動詞などをもらうのです。
論文を読んでいると、「はーこういう風に書くと伝わるわけね」
なんて思うこともあるでしょう。
そういうのはメモしておくほうがいいと思います。