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★理系でも獲れた! 独学でTOEICを900点まで上げる方法: 大学1~3年生の頃(初級)

留学経験なし、留学生のお友達もほとんどいない。それでも何とかなりました。

焦らずに、まずは英語力の分析から

一言に、英語教材、と言っても、本屋さんに行けばズラーッと本が並んでいます。

よく分からずに、当てずっぽうで買うのはあまり得策ではありません。

まずは、自分の現在の英語力をよく確かめてみて、適切なものを選ぶのが大切です。

一晩や一週間そこらで上達するものではありません。

焦らずに、ピッタリの教材から始めましょう。

自己分析と勉強計画

僕が下した自己評価は

読む:△ 聞く:×

書く:×  話す:×

センターのリスニングは確か、

30点前後……笑

辛うじて文章が読めるだけでした。

 

↓そこで、立てた計画↓

(大学1~3年生)

 

・まずは基礎から学ぼう

(インプットを中心に。

 単語の見直しや文法から)

・簡単な文章にいっぱい触れよう

(辞書を引かずに読めるものを)

・聴いてみよう

(TOEIC part1~3辺りの問題集で)

「まずは基礎から学ぼう」で紹介した本

「簡単な文章にいっぱい触れよう」内で紹介した本

「聴いてみよう」内で紹介した本

勉強を始めましょう! の前に……

やる気は十分! 英語ができるようになるために、勉強したい!

 

じゃあ、早速図書館や本屋さんに行って本を手に入れよう!

Youtubeでバンバン英語の動画を見てみよう!!

 

      

 

といきたいところですが、ストップ!! 

やる気があるからと言って、身近にある教材に手当たり次第勉強したり、動画を漁ったりしても

なかなか英語力は伸びないと思います。

 

僕自身大学に入りたての頃は、背伸びをし過ぎてしまい、身に付かない勉強を繰り返していました。 

難しすぎるものに触れ続ければ伸びる、というものではありません。

階段もなしに、ジャンプだけで一つ上の階に昇れないのと一緒です。

少しずつすこしずつ、きちんと段階を踏んでいくことが大切だと思います。

  

なので、勉強を始める前には、まず、

今の自身の英語力はどのくらいなのか? を把握する必要があると思います。

あまり出来ない、自信が全然ない、と思っている方も多いとは思うんですが(僕自身そうでした)、

ここで正直に判断しないことには、何処かでつまづいてしまい、勉強が進まなくなってしまうと思います。

 

そうなってしまうと、せっかく引き出したやる気も下がる一方です。

「分からない、分からない……」では面白くありませんものね。

長期的な学習では、毎日ちょっとの「分かる」を積み重ねていくことで、やる気をキープできます

そのためにも、今のレベルに見合った教材を選ぶようにしましょう。

 

 

不安に思われたそこのアナタ、大丈夫です!

このページでは、「英語ほとんどできません!ピンチです!!」

と認めた僕が、どのような教材を使用してきたか紹介していきますのでご安心ください。

僕の自己分析と立てた計画は、ページ上部左のボックスに載せています。

参考にしてみてください。

まずは基礎から学ぼう

大学入学こそ何とか出来たけど、英語の自信は全くなし!!

という、状況だったので、まずは一念発起、恥を捨てて、基礎から学び直そう、と誓いました。

 

◇僕にとっての基礎とは何だったか

今振り返ると、僕にはとにかく基礎力がありませんでした。

そのため、英語が出来るはずがそもそもなかったんです。

しかし、あることを、とっても基本的なことを意識し始めた直後、

「ん、あれ、ちょっと分かるぞ!?」

と思えるようになりました。

 

僕にとっての大切な基礎、それは、​

文の構成でした。SVCとかSVOとか、あれです。

「え、そんぐらい知ってるわ!!常識だろ!!」

 と聞こえてきそうなんですが、意外と身に付いていないものなんです。

 

下でご紹介する本で文の構造を意識してみると、

まず、英語の読む速度が格段に上がりました。

読みながら、次にどのような単語(動詞、名詞、形容詞など)が来るか予測できるようになると、

スーッと頭に英語が入ってくるような気がしてきました。

今までは英単語をそれぞれいったん日本語に直してから意味を考えていましたが、

構造を意識し始めてからは、その必要も少しずつなくなっていきました。

英語が苦手だ!よく分からない!という方は、初心に帰るつもりで、文の構造を見直してみてください。

 

◇基礎力のために使える本

そこで、文の構造を確かめつつ、TOEICの問題も解いてみる

というのがTOEICの点数を上げるには手っ取り早い方法。

僕が使っていたのはこれ!↓

1日1分レッスン! TOECI Test 図書館 Amazon です。

古本屋さんで10円で購入しました。笑

この本の良いところは、問題が簡単。

そしてTOEICのPart5と同じ形式の問題が豊富(穴埋め)なところ。

 

暇なときにサッと開いて、1~2問解いてサッと閉じる。隙間時間を有効活用するのにも大活躍の本です。

サイズも小さい!手のひらサイズ!!学校に、お出かけ先に持ち歩いても苦にならないですよ~。

もうちょいレベルの高い問題集は、次ページ、4年生での勉強方法内で紹介したいと思います。

 

似たような問題集はたくさんありますので、上で紹介した本が「合わないなあ...」と感じたら、

本屋さんに行ってみて、自分に合う一冊を見つけてみるのも良いと思います!

簡単な文章にいっぱい触れよう

TOEICの文章は全部読むものではありませんが、笑

大量の文章を読み、十分理解するためには、速く読めるに越したことはありません。

 

そして、どれだけ速く読めるかは、​

普段からどれだけ英語の文章に慣れているか​が鍵を握ると思います。

 

ここでも大事なことは、身の丈に合った文章を選ぶこと。

難し過ぎる文章を読んでも、時間がかかるだけです。

 

簡単でサクサク読める文章に触むための本、有り難いことに図書館が揃えてくれています。

僕も大変お世話になりました(何冊読んだんだろう……)。

それは(↓をクリック!)

伊都図書館2F、国際交流コーナーの「英語多読」本です。

 

多読本の良いところを挙げるとキリがないのですが、

・レベル別に本が分かれている

・一冊一冊が薄い、字が大きい

・中身は世界的名作を簡単に訳したものだから面白い

などなど。表紙がまたそそるんですよね~。

 

リンク先にある多読ルールを見ますと、辞書を使わないという項目がありますね。

なかなかハードに聞こえますが、心配はいりません。

分からない単語に出会うことはほとんどないと思います。

それに、仮に出くわしたとしても、前後の文章から読み取ることも可能ですので、

まあ分からなくても、「そのうち分かるさ~」くらいの気持ちでスイスイ読み進めてみてください。

僕もそうしていました。 

おすすめ本はページ左の方で紹介しています!!

聴いてみよう

皆さんご存じのように、TOEICL&Rテストでは"読む"スキルとともに、"聴く"スキルも問われます。

点数は半々。どちらか一方が完璧にできたとしても、

もう一方で足を引っぱると、700~800点の壁を超えるのはとても難しいと思います。

 

僕はとにかくリスニングが苦手でした。

今振り返ってみると、リスニング力には次の2点が大きく関与していると思います。それは、

・リスニング量(どれだけ英語に触れたか)

・発音力(どれだけ英単語の発音が出来るか)

です。

どちらか一方だけでは決して聴けるようにはならないため、両方こなす必要があると思います。

しかし! 僕が1~3年生の頃にしていたのは、とにかく聴きまくっていただけ。

発音のリスニングにおける重要性に気付いたのは4年生になってからでした。

なので、本当に聴けるようになったのはつい最近(現在修士1年生)。

今思うと、必要以上の時間を費やしたのかも、とちょっと後悔しています。

 

発音が大事な理由はごく単純。

"口に出来ない言葉は、聴いたところで頭に入ってこないから"

 

このガイドを読んでいる皆さんは、聴くことだけでなく、発音にもぜひ力を入れて臨んでください。

ここではリスニング量に触れて、次のページ(大学4年生~現在の勉強方法)で発音について述べます。

 

◇耳が慣れないことには...

聴けるようになるにあたって、一体何が重要だったか、

これだ! というものを提示するのは難しいですね。

なので、「これは無駄だった」とか

「これさえしとけばオッケー」というのも断言出来ず...

   

それでも思うのは、耳の慣れは大事なんじゃないか

ということです。

だから僕が聴きまくったのも、無駄ではなかったと思っています

 

しかし、これまた重要なのが、何でも聴けば良いってもんじゃないです。

意味が分からないまま聴いても、意味のない雑音を聴いているのと一緒で、頭は動かないと思います。

 

焦らず簡単な英語から始めるべきですが、ここで役に立つのがTOEICの対策本!

ここでもリスニングの勉強とTOEICの対策が同時にできるんです。

 

◇どうしてTOEICの対策本が適切なのか?

TOEICのリスニングは4つのパートから構成されています。

 

Part1:写真描写(絵の説明をしている文はどれ?)

Part2:応答問題(短い質問、文に対して適切な返答、内容を答える)

Part3:会話問題(会話の内容を理解する)

Part4:説明文問題(なっがい説明を聞いて問いに答える)

 

率直に申し上げます、Part4はムズい。笑 未だ解ける自信があまりありません。

リスニングの練習に使えるのはPart1~3!

これらのパートの良いところは、一問ずつが短い、すぐに答え合わせができる、などなど。 

聴き取れなかった単語はすぐに確認出来ますし、何回繰り返し聴いても時間があまり掛かりません。

 

そこでお勧めしたいのはこの本!

解きまくれ!リスニングドリル―TOEIC TEST Part1&2

イ・イクフンのStep by Step講座 図書館 Amazon 

この本はとにかく問題量が多い。笑

僕も図書館で借りて使いましたが、全部解いた記憶がありません......笑

毎日解きまくっていたんですが、この問題集のおかげで、リスニングパートに慣れましたし、

この本に触れる前よりも英語が聴けるようになりました! 進化!

 

また、TOEICの公式問題集 図書館 Amazon 

を使うのも勿論アリです。

耳を慣らしつつTOEICにも慣れる、まさに一石二鳥。

是非手に取ってみてください。

 

なお、TOEICの2週間前くらいになると、こういった問題集はごっそり借りられちゃいます...

思い立ったが吉日!受験を控えていなくても手に取ってみて、早めに慣れちゃってみてください。

 

 

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大学4年生~(中・上級)