さて、そもそも英語があまり好きじゃなかった僕が、
どうして英語の勉強をするようになったのか?
まずはここから入りたいと思います。
と言っても、何か大きなきっかけがあって始めたのではありません。
「次の3つから影響をじわじわと受けて、するようになった」という表現がしっくりときます。
その3つとは…...
・英語が出来ると就活、院試が有利になると思ったから
・洋楽が好きだったから
・使えるとカッコ良いと思ったから
です。つまらない順に並んでいます。笑
それぞれ簡単に説明します。
一番現実的というか、損得でしか考えていないような嫌な理由ですが笑
大学院の入試ではTOEICがいることや、
希望する企業によってはTOEICの点数がないと選考に残れないなど、
大学に入学したての頃から、「TOEIC! TOEIC!!」と何かと耳にしていました。
そうしているうちに、
「TOEIC取らないと困るかも……」
「ああ、いつかちゃんと勉強しないと……」
と思うようになりました。
しかし、こんなつまらない理由で勉強出来るはずもありません。笑
損得勘定を元に臨んだって、全然面白くないからです。
「勉強しないとなあ……」
よりも
「勉強したい‼」と思うことがずっと大切です。
そこへ、僕にやる気をもたらしたのは……
洋楽への熱い思いでした。
高校入学辺りを境に、邦楽よりも洋楽ばかりを聴くようになっていました。
多分、妹や母が「某着うた女王」の曲を延々と流していたことに嫌気がさしたのでしょう。笑
高校ではオーケストラ部に入部し、クラシックに触れる傍ら、
本当に好きなのはハードロック、ヘビーメタルという奇妙な組み合わせ。
クラシックとヘビメタは両極端、まさに正反対に見えがちです、が、
心理学的には、それぞれのファンは人間性が似ているらしいんです!
どちらのファンも独創性がある一方、内気……笑
閑話休題(使いたかっただけ)。
洋楽好きならば、きっと誰もが抱いたことのある疑問。
「この人たち、何て言っているんだろう?」
くっさいメロディや壮大なバラードにはどんな思いが乗っているのか?
常々僕は気になっていました。
メタルの場合は大体想像がつきます。
大体デンジャラスです。
そして高校を卒業して金銭にも余裕が生まれ、ますます洋楽に触れるようになると、
「この人たちの言葉を、自分の言葉で理解したい!!」
と強く思うようになりました。
まさに、好きという気持ちから英語を勉強したいという気持ちに結びついた瞬間です。
CDについている和訳を見れば意味は分かりましたが、正直、ぎこちなくて不自然な言葉でいっぱいなんです......。
好きなものが分かり難い!笑 なら、自分で理解できるようになろう!
この考え方は、英語の学習に対して大きなモチベーションを与えてくれました。
そして、最後の理由は……
そうです、憧れです。
最も単純で、バカっぽい理由だとは思うんですが、僕の中で最も重要な理由であったと思います。
高校では身の回りにいなかったんですが、大学では英語ペラペラな同級生がチラホラと。
流暢に話す彼等の様子がたまらなくカッコ良くて、
「僕もこんな風になりたい!」といつしか思うようになりました。
「TOEIC獲らなきゃ……」よりも、「話せるようになりたい」「理解できるようになりたい」といった
達成後の自身の姿をイメージするにはもってこいの理由でした。
勉強することでどんな人になれるのか。今よりもどれだけ自身が進歩できるのか。
このように考えるだけでも、上手くやる気を引き出せるのではないでしょうか。
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