しっかり自己分析をすれば、自分が大体どんな価値観を持っているのかを明確にできると思います。
それでは、次のステップとして、こんな自分なら、どの業界・企業に行けばいいかという質問が出てくるでしょう。
この問題を解決するために、私は主に下記の三つのルートを利用して業界研究をやりました。
業界研究を始めると、最初はどこから着手すれば良いのかよく分からない学生さんが多いと思いますが、そこで、私は学内合同企業説明会をお勧めします。なぜなら、一つの説明会でたくさんの企業が出展してくれるので、限られた時間帯で効率よく様々な企業を見ることができるからです。
九大では数多くの学内企業説明会を用意してくれます。私は4回くらい参加して20社ほどの企業情報を入手しました。企業からの従業員の生な声も聞こえるし、その企業の社風も少し感じられる絶好なチャンスだと思います。九大のホームページの就職・キャリア支援フォーラムで検索してみればたくさん出てくると思うので、ぜひこの資源を生かし、各企業の情報を手に入れましょう。
特に今年(2020年)はコロナのせいで、普段は東京などしか開催しない合同説明会がオンラインでも開催されるようになりました。地方にいる我々にとっては県外に行かなくても全て参加できるので、ぜひこの機会を利用しましょう。
また、九大図書館にもたくさんの業界・企業研究の本を用意しているので、私が当時よく利用したのが「業界地図」(こちらは電子版があるので、ぜひご利用ください)という本です。これを通じて、私はこれからの日本の経済動向を大体理解し、留学生ならではの強みを生かせそうな業界をいくつか見つけました。皆さんもぜひ図書館の書籍を利用して日本の経済事情などを理解しましょう。
そして、図書館の中には「日経新聞」などの新聞もおいているので、時間があれば新聞も是非見てください。面接の際に出される課題を解決する際にも使えますし、業界動向を理解する際にもとても役にたつと思います。
最後、今の時代にはネットの情報がとても豊富でネットを活用して業界と職種などを理解するのが一番効率的だと思います。ネットを活用し、企業側の情報と学生側の生の声などを参考しながら、行きたい志望企業を見つけましょう。
ちなみに、私が当時よく利用したウェブサイトは各企業ホームページ・外資就活・みんなの就職活動日誌・就活会議・YouTube就活チャンネルです。