Skip to main content
It looks like you're using Internet Explorer 11 or older. This website works best with modern browsers such as the latest versions of Chrome, Firefox, Safari, and Edge. If you continue with this browser, you may see unexpected results.

★アモーレの国に1年間住んでみた ー英語圏を離れて感じた語学・生活・文化ー: イタリアの食文化

インターンシップ制度を利用した滞在経験をもとに、イタリアでの生活やイタリア語の勉強法などを紹介しています

イタリアのご飯あれこれ

イタリアの朝ごはんってどんなの? パスタやピザがあまりにも有名だけど、実際に現地でも食べてるの?

コーヒーやワインにも独自の文化をもったイタリアの食文化をご紹介します。

イタリアの食について知りたい

朝ごはんはビスケット......だけ?

 

イタリアと言えば、イタリア料理。日本でもお馴染みの人気料理ですね。

僕もウキウキしながらイタリアの地へ足を踏み入れたのですが、こで待っていたイタリアの朝ごはんの量、シンプルさと言ったら......

日本の典型的な「白米にみそ汁、一品のおかず」とはかけ離れています。

 

ビスケット数枚にコーヒー。以上。

 

嘘でしょ? と思うくらい、シンプルでした。シンプルというか、足りませんでした。

お腹が空くどころの騒ぎではありません。

初めの4カ月、語学学校に通っていた頃は、身体もそんなにシンプルな朝ごはんについていけず、授業中にグーグーお腹を鳴らしまくってました。

その度、よく一緒に授業を受けていたスイス人のおじさんから、「L'ho sentito(聞こえたよ)」と耳打ちされていました。

いと恥ずかしけり。

 

働いている方の中には、家で朝ごはんを食べず、職場に向かう途中にぶらりとカフェに立ち寄る方もいるとか。

しかし、その場合もパクパクと食べずに、コーヒーにブリオッシュと呼ばれるパンのみ。ほー......。

 

人によっては信じられないようなこの朝ごはんですが、慣れちゃえば何とかなります。

ホームステイ先を出て一人で暮らし始めたとき、すっかりイタリア式朝食に慣れていた僕は朝食用にビスケットの袋を買い、毎朝そこから3枚ずつほど食べていました。

 

このスタイル、火を使ったりお皿を洗ったりする必要がないので、忙しい朝にはぴったりです。おすすめはしませんが。

ちなみに、日本に戻ってきて1年が経とうとしている今、僕の朝食はすっかり日本式に戻っています。納豆にみそ汁です。

パスタ・ピザには一か月で飽きました

少し触れましたが、イタリアと言えばパスタにピザ。

イタリアを代表する料理であり、定番料理であり......頻繁に出てくる料理でもあります

 

ホームステイ先の家庭でもパスタは毎晩のように出てきました

味付けもトマトだけじゃなくて、バジルソースや野菜を使ったものがあり、パスタの種類も豊富で......

思い出すだけで幸せな気持ちになれますね。

ピザは語学学校終わりに、友達とよく食べてました。サイズは日本のピザよりもずっと大きくて、一枚食べれば満腹に。

トマトソース系のピザばかり食べていました......

 

 

こちらは、ホームステイ先で用意してくださったピザの焼く前の写真です。

色とりどりのトッピング。これが家庭料理ですよ、素晴らしい......。

しかも、月に2回ほどのペースでピザが用意されました......

 

いや、飽きちゃう!!

 

僕はものの一か月で飽きちゃいました。特にピザには早々に音を上げました。

美味しいんですけれどね。

 

 

他に有名なイタリア料理と言えば、リゾット

ですが、あんまり目にしませんでした。ホームステイ先では一度も出てきませんでした。

しかし僕だって日本人。お米が恋しくなるのが性というもの。

一人暮らしが始まるとスーパーでお米を買い、リゾットの作り方をネットで調べて作ってみるようになりました。

ちなみに、イタリアはヨーロッパの中でも数少ないお米の生産国

日本のものより尖った米や、真ん丸に近いようなお米など、形にいくつか種類がありました。

 

研究に研究を重ね、トマトリゾットや赤ワインのリゾットをきわめた結果、そこそこの味が出せるようになりました。

ホームステイ先にお邪魔したとき、僕がリゾットを振る舞うようにもなりました。笑

イタリアでイタリア人にイタリア料理を振る舞う機会を持つような人生だとは。

何だか滑稽でした。

 

ちなみにちなみに、僕のいたトリノには日本食レストランが結構ありました(10軒前後?)。

日本食が恋しくなったらレストランへ......

と思っていたんですが、イタリアの外食代は日本のそれの2~3倍もするので、頻繁に行けるはずもなく。

友達と何度か行っただけでした。味は、まあ......推して知るべし。

ラーメンは美味しかったです。一杯1,300円前後はしましたが.....。

美味しい美味しいコーヒーとワイン

イタリアの食文化を語る上でワインとコーヒーについて触れないわけにはいきません。

どちらもイタリアらしさのある飲み物として発展しています。

 

・コーヒー

 

イタリアのコーヒーと言えば、エスプレッソ。日本ではコーヒーの種類というか、風味の一つとして認知されていますが、イタリアではコーヒーの最もスタンダードな飲み方を指します。

初めてイタリアのエスプレッソを見た人は、何よりもまずそのに驚くことでしょう。親指と人差し指だけでつまめるような小さなカップに、熱々のコーヒーを注ぎます。写真のように特別なポットの中でコーヒーをいれることもあれば、イタリアのコーヒー文化が生んだ空気圧式エスプレッソマシンでいれることもあります。「ポットの方が手間暇がかかるので、美味しい」というわけでは全くなく、マシンによるコーヒーの美味しさもまた格別です。

イタリアの方々はこの小さな小さなコーヒーをこよなく愛し、朝昼晩、1日2、3杯飲んでいました。会社のオフィスにもエスプレッソマシンが備え付けられており、会社に着くととりあえず一杯、昼食後にまた一杯。コーヒーを片手に会話を楽しんでいたことをよく思い出します。

なお、凝縮されたエスプレッソコーヒーですが、ブラックで楽しむ人は意外と少なく、砂糖を加える方がほとんどでした。僕は意味の分からない意地を張って、ブラックで押し通していました。

 

・ワイン

ワインと言えばフランスの印象が強いかと思いますが、イタリアワインはフランスのものと比べても全くひけをとりません。また意外かもしれませんが、近年のワイン国別生産量はイタリアが世界一なんです。

その文化もまた独特。イタリアで生産されるワインは、カベルネ・ソーヴィニョンやシャルドネといった国際品種よりも、イタリアの土地で育った独自の「土着品種」と呼ばれるブドウから生産されています。なので、一言にイタリアワインと言っても、そのワインを作るブドウの種類は数え切れないほど存在するのです。また、イタリア以外の国ではほとんど生産されていないブドウもあるため、イタリアでなければ楽しめないワインもたくさんあります。この豊富なブドウの種類に加えて、南北に伸びた国土の生む気候が、よりイタリアワインを面白いものにしています。

いくら試してもキリがないイタリアワインの世界に興味のある方は、是非調べてみてください。僕の読んだ本もいくつかページ左部に載せています。

 

次ページ

イタリア語ってこんな感じ・僕はこんな風に勉強した