パンダと人間: パンダに関する書籍

ジャイアントパンダの生態を知りたい人におすすめ。
著者は上野動物園のパンダ担当飼育員の方です。パンダの食べ物、出産、一日の流れなどがわかります。見た目はかわいいけど、実際は体重100kg 越えの猛獣であるパンダを飼育する大変さも学ぶことができます。

パンダと人間の歴史を詳しく知りたい人におすすめ。
狩りの対象から中国を象徴する存在にまで登り詰めたパンダ。そんなパンダの立場の変遷から中国近代史を紐解きます。巻末には本書に登場したパンダたちの名前索引が掲載されており、パンダファンも大満足の一冊です。

パンダ愛を誰かと分かち合いたい人におすすめ。
日本パンダ保護協会名誉会長の黒柳徹子選のパンダを愛する人々の文集です。筆者はパンダ飼育員、漫画家、解剖学者まで多岐にわたります。中でも、一押しは、「たれぱんだ」のキャラクターデザイナーの方のエッセイです。初めて動物園でパンダを見た時の衝撃が伝わってきます。

遺伝学の学術論文集のパンダ特集号。パンダの生態、繁殖、遺伝などについて学術論文が掲載されています。
難しい論文が読めなくても、巻頭はかわいいパンダの写真集になっており、十分楽しめます。また、表紙の子ども時代のシャンシャンもかわいいです。

なぜ絶滅危惧種を保護するのか？保護するのは結局は人類のためなのか？そんな疑問に答えを示してくれる本です。

パンダが世界の人気者になった60年代後半に書かれた本（日本語訳である本書は76年出版）。当時の人気パンダたちの貴重な写真が掲載されています。また、パンダがかわいいと思われている理由についても考察されています。

ジャイアントパンダが1869年に人に発見されて以来のパンダの歴史とともに、人間の自然や動物への意識の変化の歴史を学ぶことができます。