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私の卒論ができるまで: 名本彩乃(九州大学理学部・2017年卒): どんなことを書いたか

九州大学の図書館でティーチングアシスタントとして働く院生が学部時代に卒業論文にどのように取り組んだか紹介します。

目次

はじめに

  • 私の卒論シリーズ
  • 今回の先輩は名本彩乃さん

 

どんなことを書いたか

  • 卒論の内容と長さ

 

できるまでの道のり

  • 最終提出までのスケジュール
  • ここがポイント

Q&A

  • 普段の生活との両立
  • 活用したツール

終わりに

  • オススメ本
  • 後輩へのメッセージ

おまけ

  • 卒論の内容をもっと詳しく

このガイドの作成者

Profile Photo
名本 彩乃
連絡先:
本ガイドは図書館TA(Cuter)として勤務した際に作成したものです。

勤務期間:2017年4月~2019年3月
作成時身分:大学院生(修士課程)
作成時所属:九州大学大学院理学府地球惑星科学専攻
分野: A06_理学府

卒論の内容と長さ

 私の卒業論文のタイトルは、「北半球高緯度における大気大循環の長期変動の特徴」です。

長いし何言ってんだか、って感じですよね。でもタイトルってすごく大切なのです。タイトルを見て興味を持ってもらえるかどうか決まりますし、タイトルからどんな研究であるか想像できることが重要なのです。タイトルにはキーワードも含まれていますので、自分が論文を探す時も重要になってくると思います。
 内容としては、一言で言うと、成層圏の大気の流れの変化を長期的に見ました、というところです。



 私たちが普段暮らしているところが対流圏と呼ばれるところで、雲ができたり雨が降ったりします。そして上空へ行くほど気温は低くなりますよね。(富士山の山頂を想像してください) これが高度約10kmまでです。

 その上にも空は続いています。対流圏の上が成層圏です。名前の通り成層されているのです。対流圏とは逆で、上空へ行くほど気温が高くなっているため、対流が起きないという意味です。暖かい空気は密度が小さいので上へ行き、冷たい空気は密度が大きいので下に行きます。よって安定して対流が起きないので、成層圏では雲はできません。
 成層圏は高度で言うと10kmから50kmくらいのところです。私の卒業論文はここが舞台となります。

(気象庁ホームページより:http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/whitep/1-1-1.html)


 最近、地球温暖化という言葉は誰でも知っているし、少し実感が出てきましたよね。これは気候の長期的な変動の一つです。成層圏でも長期的な変動が起こっています。

 私はその中の一つである、「成層圏突然昇温」という現象に注目して大気の長期変動を調べました。

 [成層圏突然昇温]

・場所…主に北極域の成層圏

・時期…冬季(11月~3月)

・現象…数日間のうちに約40℃気温上昇

・特徴…発生頻度が変化している(約10年周期)

 この現象が起きることで大気の流れが変わり、私たちの住んでいる対流圏にも影響が及ぼされるということになります。


 ちなみに卒論の分量をお教えします。個人差は大いにあると思います。

  A4 32ページ  10072文字 でした。

思ったよりも少なめかもしれません。理系は特に図が多くなるので、無理してたくさん書こうとしなくてもすぐにページは埋まります。

 不安だなと感じているかもしれませんが、誰もが通る道ですので計画的に周囲の人の助けを借りながら進めれば、達成感の大きいものになると思います。

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最終提出までのスケジュール

ここがポイント