Q&A
?質問?
サークル、バイト、就活、授業など普段の生活とどのように両立しましたか?
!回答!
・サークルは卒論を理由にあまり行っていません。息抜きとして行っていました。
・バイトは発表の前は極力減らしましたが、そもそも負担が大きいバイトではないので、普通通りでした。
・4年生後期は授業は無く、ゼミも徐々になくなっていったので、そちらの面では大変ということはありませんでした。ただ、自分の研究についてわからないところがあれば追加で調べることはしていました。
私の学科は発表→論文執筆の順だったので、そこまで大変だったとは思っていません(今振り返るからでしょうか)。発表準備の合間に論文を少しずつ書き始めていたり、計画的に進めたりすれば大丈夫だと思います。
そして何よりも息抜きが大事です。友達としゃべるもよし、サークルで後輩にかまってもらうもよし。メリハリをつけないとできるものも時間がかかってしまいます。余談ですが、私は卒業論文を先生へ一回目に提出した後に卒業旅行へ行きました。もちろん帰ってから添削された論文を修正しましたが、気持ちの切り替えも出来て、我ながら絶妙なタイミングだったと思います。
?質問?
卒論に取り組むために特別に活用したツールはありますか?
図書館って卒論に役に立つんですか?
!回答!
・様々な論文を読むために、九大のライセンスでアクセスしました(きゅうとLinQ)。
4年生のときは、論文のタイトルをgoogle検索にかけたり、google scholarで調べたりしていました。学内のネットワークから検索すると、論文を開こうとする段階で きゅうとLinQ というバナーが出てきてくれて、当然のようにアクセスさせてもらえます。ありがたいことです。きゅうとLinQについては下のアイコンをクリックしてみてください↓↓↓
九大図書館のデータベースに調べやすいツールがたくさんあることを最近知り、もっと早く知っていたら…と思いました。九大が契約しているデータベースでは、もっと専門的に論文を調べることができるので、こちらを使ったほうが何十倍もいいと思います(無料ですし!)。
自然科学系では、Web of science や Scopus がいいと思います。下のアドレスから探してみてください。↓↓↓
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/databases
これらを利用することの利点は、被引用数がわかることです。どれくらい参考文献にされているか、ということです。たくさん引用されていたら信頼度の高い、またはその分野の基礎となる考えが書かれているということになりますよね。研究初心者が膨大な数の論文から自分のレベルに必要な論文を探すのは、とても時間がかかります。読むのにも時間がかかります。こういうツールも有効に使うことができれば、より効率的に卒業研究を進めることができると思います。
・4年生から図書館の本が長期貸出できることをカウンターの方に教えていただいて救われました!!
自分の専門分野の本であれば、4年生から長期貸出(3ヶ月)できるようになります。研究に関連する教科書的な本が常に手元にあるのがとても心強かったです。まず基礎知識を本から蓄えました。具体的には以下のような本です。次のページで詳しく紹介します。
○グローバル気象学(研究の基礎知識)
○伝わるデザインの基本:よい資料を作るためのレイアウトのルール(卒論がポスター発表だったため、
レイアウトの参考になった)
発表に際して、アカデミックなプレゼンテーションの本も読んでおくといいかもしれません。先輩の発表を参考にするのもいいと思いますが、自分で勉強しておくことで、今後の学会発表にも役に立つと思います。
また、図書館の自分の専門分野付近の棚にふらっと足を運んでみると、参考になる書籍が案外見つかりますので、研究に行き詰まったら図書館へGO!!ですね。