どんなことを書いたか
学部時代に所属していた研究室は「システム工学研究室」というところです.
主に医療ロボットを扱っている研究室でした.私はそこで九州大学病院先端医療イノベーションセンターの中楯龍先生の開発した医療用ハンドロボットの研究を共同で行っていました.
手術には正確な動作が必要なので位置決め精度や操作性が良くないと使い物になりません.したがって,卒業研究ではハンドロボットの位置決め精度や出力,応答性などの機械的な特性を調べました.
また,ロボットをまるで自分の手の様に動かすことができれば操作性が向上します.「自分の手の様に動かす」ために本研究室では錯覚を利用していました.
なので,ハンドロボットに錯覚を生起させることができるかの検証(これを心理物理学実験と言います)も行いました.
表紙はこんな感じです↑
↑今回用いたハンドロボット(腕の部分は直径約10mm)
私の卒論は合計で79ページになりました.
内訳としては,
序論・・・5ページ
関連研究・・・12ページ
ロボットの説明・・・18ページ
機械的評価・・・18ページ
心理物理学実験・・・7ページ
まとめ・・・3ページ
参考文献・・・4ページ
+表紙や目次,図目次,表目次,謝辞を含めて79ページです.
私の卒論は図や写真が多かったので80ページ近くまで多くなりましたが,もっと少ない人もいましたね.